5月16日(火)
昨日のことになりますが、安全衛生環境省エネ委員会が開催されました。事前の不安全箇所の点検が行われていまして、今回の点検個所は総務部門です。
35年が経過する工場ですので、経年劣化はいたるところに進んでいます。そして、その劣化は日々過ぎていく時間の中で景色化してしまっています。例えば、倉庫なども何十年も計画すると腐食などで壁面が損傷してきていたり、扉もスムーズに開閉できなかったりしています。また、会社が成長するにしたがって必要なものが増え、その度に必要なものが増えているので、現在では第3倉庫まであります。こうした倉庫も新しくする時期が来ています。先ずは、本当に必要なものを定めて、先ずは第1・第2倉庫を一つにして新しくしてはどうかと思いますが、社員さんたちから上がってくる稟議を待ちます。皆さんでしっかり検討を進めてください。
休憩室の汚れが目立つという指摘もありました。私も、きれいな場所で休憩して欲しい。その思いがあるので、この休憩場所の整備はロッカー含め、遠くない昔にリフォームした場所なのですが、意識がなければ汚すのは一瞬です。「汚れているのでリフォームする」私の一存で前回は進めましたが、今回は少し進め方を変えたいと思います。どのように進めるのがベストなのか。それを使う側の人たちで検討して欲しいのです。今年、製造関連の幹部の皆さんと一緒にタイに弁用に行ったときに、大手企業様の休憩場所に参考になる事例がありました。マツバラではどうしていくのが最良なのか。単に新たな空間を与えるのでなく、使う人たちが考え、どうしたら継続的に快適に使用できるかを考えた改善を提案して欲しいと思います。
昨日のおそうじのブログでも書きましたが、経年劣化による改善個所は多くあります。しかし、私自身覚悟を決めて進めていきます。安全・品質・生産性、全ての基本はそうじにあります。先ずは、発生源対策、そしてそうじが容易にできる改善、そして一人ひとりの意識改善、一歩一歩前に進んでいきましょう。先ずは自責で考えて、それぞれの当事者たちが自ら改善していくことが大切だと考えます。「必要な資本は投じます」
昨日は以前のブログでも宣言していた工場管理のための新たな人材が面接に来てくれました。お互いのニーズもしっかり確認できましたので、7月3日より入社していただくことにしました。経験豊富な技術者さんですので、昨今入社してくれた若い技術者さんたちの成長にもきっと役立ってくれるでしょう。
仕事をするという意識も大切ですが、「成長する」、是非そんな感覚で日々の時間を送って欲しいと思います。そうじも安全も一緒です、「継続的改善」、その中での自身の成長を追い求めて欲しいです。
点検を担当してくれた皆さん、ありがとうございました。
社長 松原 史尚