12月14日（木）
ちゃんと依頼された依頼文は読んで行かねばならないですね。毎年同じ話を少しずつ肉盛りしていたのですが、今年は特に地域で働く意義というのが主たる内容でした。何故その職業を選択したのかという点は昨日のメールで良かったのですが、地域で働くことの良さというのは考えておりませんでした。
いくつかテーマがありました。
「やりがい」という点では、「ありがとう」と言われることがとにかく嬉しい。そのために社員さんにもお客様にも「有難う」と言われるために全力で取り組んでいると話しました。「辛いこと」というテーマでは昨今、人手不足という課題については深刻な課題でしたが、とにかく社員さんに喜んでいただける「人を大切にする」という経営に徹したという話をしてみました。賃上げ、所与のアップ、有給休暇、育児休暇、産休など福利厚生にも徹底して取り組みました。ただ、何よりも大切なことは社員さん自身が達成感、承認欲求を満たされていけるような会社、たくさんの「いいね」にあふれる会社を目指しましたと語ってみました。
最重要テーマ「地域で働く魅力」。若い人は、一度は都会にあこがれると思うから出てみるのも良いと思うというのが本音ですね。しかし、今は岐阜が、そして各務原が大好きで仲間って本当にいいよなあって感じている。高校時代の仲間、仕事の仲間、小中学校の仲間、JCの仲間、全部近くにいるって良いことだと思うし、本当に幸せに感じます。人の幸せって、お金だけではないと思うんだよね。仲間と何かを創り上げていくってことの大切さも話してみました。
本当に驚くほどたくさんの質問ももらいました。中には「会社の景気が良い時は良いのだけれど、成績が良くないときにはどう感じて、どうしていくのですか」って質問もありました。え、小学生の質問ですか。と驚きましたが、悪いには悪い原因が絶対にあるので、先ずはその原因を徹底的に追及して、改善していく。ただ、どんな時でも気持ちを前向きにすることが大切であり、そのためにも、そんな時だからこそ「ありがとう」と言われることを社員さんに、お客さんに、社会にしていく。と答えてみました。「自分は将来起業してみたいのだけれど、どんなスタイルで社長になっていけばよいですか」、更に「え！」ですが、経済とは経世済民であり、とにかく人の困っていることを徹底して探し出し、役立ち、ありがとうと言われる癖を今からつけておけば、将来の君の大きな礎になると思う。人に喜ばれる癖をつけていきましょう。
今回も伝えるよりも学ばせていただきました。那加第一小学校の皆さん本当に有難うございました。
社長 松原史尚