12月15日(金)
本日は理念経営協会の勉強会に出席しました。「人を大切にする」この経営理念はこの勉強会の中で生まれました。もともとこうした思いは自身の経営の中の根幹にあったものでしたが、こうして一本の柱として経営理念に据え、今では社員の誰もが当社の経営理念は「人を大切にする」であるという位置づけになる礎が出来たのはこの勉強会によるものです。経営は時に大変な荒波の中を進むことがあります。しかし、その中でも絶対に無くしてはならない柱が経営理念でありどんな時もこの理念に沿って考え行動します。
今こそ大変な時代ですが、こうした勉強会に出ることで今一度自身の経営の柱を見つめなおすことが出来ます。今回は会長と塾主との対談そしてフリーディスカッションと進みました。会長の対談の中では自身の経営理念に触れられることが多く、そのルーツという話の中からフリーディスカッションでは先代(親)の影響について語り合う場面がありました、その中で例外なく皆大きな影響を受けており、その精神を継承しているということが解りました。当社には「精研」という社是があります。そしてその社是を受けた社訓として精研の精神が存在します。
1. No.1を目指し成し遂げる
社会が求める行動、現代社会ではSDGs、カーボンニュートラル、BCP、働き方改革の推進、全ての分野で社会の手本となりましょう。
1. 人に親切にする
地球に存在する全ての人々に役立ち、人(社会活動)が地球と共存できる「持続可能な鋳物つくり」を進めていきます。
1. ありがとうと助け合いの心を大切にする
仲間、お客様、地域の皆様、地球上の全ての人々に喜ばれる企業活動を展開し、周囲から「ありがとう」と言ってもらえる行動をしましょう。
1. 真実と公平をつらぬく
コンプライアンスの遵守と適正利益の確保で、社会、地域、会社に関わる全ての人に安心を提供していきます。また、納期、品質全ての分野で顧客との約束は絶対に守る社風を継続していきます。
この全てを一言で表したのが「人を大切にする」なのです。人とは、社員さんだけでなく当社に関わる全ての人は当然として社会まで含めた全ての人に対する意味を含めており究極に目指すべきところは「世界平和」なのです。
私もこうした創始の精神をしっかり受けて経営をしています。そして何よりも社章「三団子」は三方吉(さんぽうよし)であり、500年続く松原家の家紋であり精神です。その精神も全ての「人を大切にする」なのです。残る会社にはこうした「変えてはいけないこと、変えなければいかないこと」がしっかりと明確になっています。改めて、自身を振り返ることが出来た機会でした。
さあ、週末です、今週も一週間お疲れ様でした。Have a great weekend !
社長 松原 史尚