1月9日(火)
今年も操業が始まりました。初湯です。順調にスタートしました。「負けてたまるか大作戦」、さあ今年も頑張って、しかし笑顔で進んでいきたいと考えます。
本日の操業開始、実に年末の最後の出湯から14日ぶりの出湯です。まるまる2週間工場を止めていたことになります。このように考えると今期の厳しい船出と感じますが、別の角度から見ますと未来の大きな成長を予想することが出来ます。先ずは、在庫の量ですがピーク時には今の1.5倍の在庫を持っていました。もちろん出荷量も異なりますが、リーマンショック時の出荷量は今よりもはるかに少なく、その折の在庫と比較しても少ない数字です。モノの流れを把握し管理することで今の在庫量で管理できるようになりました。以前の管理レベルですと、年末に1日、年始に1日操業しなければなりませんでした。そして、目の前必要のないものを生産しながら、目の前必要なものを確保するために操業するという資金的にも、環境面でも良くないモノづくりをしていたのですが、現状2日の操業をしないで同じ受注量に対応できるようになっているのです。本当に大きな成長だと思います。
そして今月から更なる改善(CO2排出量低減)に向けた取り組みがスタートします。環境に良いことは経済にも良いことは間違いなく、こうしたアクセルが踏めることも大きなポテンシャルだと思います。また、年末から展開している改善も更なるPDCAを展開することで確固たる成果に結びつけていくための取り組みの報告も受けています。すごいぞマツバラといった感じです。
また、今月に入り転職希望の新入社員さん、今春卒業の大学生さんが入社の希望を出してくれています。いつかのブログで話しましたが、既に十分な人手の確保の目途がついていますが、希望していただける方をしっかり受け止めたいと考えます。これほどの人手不足社会の中で、当社への就職を希望していただける人たちが増えており、未来に向けて人材の確保がしっかり進んでいることも大きなポテンシャルに思えます。
震災の影響も日本経済には明確に表れると予想します。新年早々の暗いニュースの連鎖は購買意欲も落とすのではと思います。しかし、そのような中でも「負けてたまるか大作戦」 社会に感動を呼び起こす!今こそ社会の「光」となろう!をスローガンにマツバラはしっかりと前に進んでいきたいと考えます。
初湯の出湯を前に現場を巡回してきました、あちらこちらがしっかりと奇麗になり、すがすがしい職場になっています。こうした社員さんたちの気概も今年の飛躍を予想させるものです。そして皆笑顔で挨拶してくれて、本当に気持ちが良いものでした。さあ、今年も笑顔で元気よく頑張りますよ。
今年もよろしくお願いいたします。
社長 松原 史尚