「雪」

1月24日（水）

　今日は雪となりました。幸いに工場のある関市はそれほど大きな影響はありませんでした。最近雪の降り方が変わってきました。以前は自宅のある各務原よりも関市のほうが、雪が多かったのですが、昨今は明らかに各務原のほうが、たくさん雪が降ります。多くの社員さんがたくさんの雪が降った場所から出勤してくれていますが、大きな問題もなく操業が開始できました。中には、電車で通勤をして仲間に最寄り駅から拾ってもらうなどの行動をとった人もいるようです。また毎年11月頃から冬用タイヤの準備を朝礼などで促し、12月には全社員さんのタイヤをチェックし、未着用者には注意喚起することで、こうした日のための準備をしてくれています。故にこうした雪の日でも問題が起きないのです。また、こうした雪の日や凍結がひどい日には、幹部の皆さんが早くに出社して融雪剤をまくなどの作業をしてくれます。本当に有り難いですね。良い会社です。

　今日は「変化点」ということに留意しながら良品率向上委員会、重要パラメータ管理報告、溶解会議等の議事録にコメントしました。皆全て積極的な改善を進めてくれているのですが、何をどのように変えたのか、何故変えたのかといった説明のない議事録が多く質問をしました。議事録は、参加者や記入している人が解ればよいのでなく、その会議に参加していない人ですら理解できるものになっていなければなりません。特に変化点に留意して綴ることが大切だと思います。後に何かしらの問題が起きたときに議事録を見返すことで、その原因を明確にすることが出来ます。「何故変更するのか」「どのように変更するのか」、是非意識してみてください。

　昼過ぎに後輩の会社を2件訪問してきました。どちらも製造業で各務原青年会議所の後輩です。1社はメイン客先の落ち込みがひどく、サブメインの会社にお願いをしてある程度の仕事量を確保しておられました。2社とも時々情報交換もあって訪問を打診するのですが、この会社の後輩社長さんは忙しく動いておられることが多く、こうしたリスク時の対応に積極的なのだと感じます。素晴らしいですね。もう一社は、このご時世にしっかりと仕事量を確保し、無人のロボットが土曜日も日曜日も稼働しています。その以上対応のために一人出社していることも多いようです。「休むことも大事だよ」と話しかけながらも、この後輩はとにかく笑顔が絶えないところが良いと思います。まさに「笑う門には福来る」ですね。勉強になります。

　明日は更に降雪量が増えるようです。しっかり準備していきましょうね。今日もお疲れさまでした。

社長　松原史尚