2月6日(火)
昨日のブログのように先月は逆風でしたが、今月も順風ではないようです。若干の改善はみられるものの、材料費は更に上がり売価は変わらずといったところです。そんな中で、今朝の朝礼当番は溶解の係長でした。受注量も十分でなく、こうした逆風の中における自職場の取り組みについて話してくれました。こうした中で如何にコスト低減に取り組んでいるのか、また毎週の生産調整日ごとに先週の反省を実施して、今週の目標と行動計画を立てるのだとか。大きなコスト低減にはならないのですが、小さな改善の積み上げを毎週繰り返してくれています。こうした取り組みは逆風の中では効果としてあまり感じませんが、その積み上げは順風になると大変な効果として感じられます。更には、現在主力の商品である製品の良品率の向上活動では、課題を明確にし、その上で担当者(責任者)を決めて、対策効果の確認を進めているときかせてくれました。その結果、明確な改善効果が表れているという話をしてくれました。マツバラは素晴らしい、こうした若い基幹職が大きな成長を遂げてくれています。嬉しいですね。
また、本日は各部門から提出された来期の重点方針をまとめて役員会に上程しました。毎年は出てきた方針に、あれこれお願いをするのですが、今期は全て提出して頂いた通りに、僅か1文字も訂正することなく上程しました。しっかりと現状を把握し、そこから導き出される内容も素晴らしいと感じますが、何より現状の経済状況に大きな危機感を持ち、何故その重点方針が必要なのかを明確にして決めてくれています。改善策も具体的です。来期は良い年になりそうです。
最近、人手不足や、物流の課題からモノの流れが滞り始めた。その流れを補填するために小口便を走らせることとなり、その費用が莫大になってきているという話をあるお客様から聞きました。いよいよ、何かが音を立てて崩れていく感じがし始めています。こうした中では、マツバラは存分に体力を有しており、設備も人も大変若々しく素晴らしい働きをしてくれます。また、物流面もしっかりとした供給体制が構築できています。遠からず、マツバラの時代が来ますね。何よりも、今朝の朝礼当番のように若いスタッフが急成長しているところがマツバラの素晴らしさです。何やら、善いことが起きそうな予感を感じ始めています。期待していますね。春よ来いです。
社長 松原 史尚