2月22日(木)
一転して寒い日になりました。この寒暖差は身体には大変ですね。暑い日は脱げばよいのですが急に寒くなると服装の調節が大変です。まあ、しかしこの時期寒く無ければダメな産業もあるのですから、季節相応というのが良いのだと信じます。全ては循環、そしてつながりの中に生かされているのですから。寒い時には寒いことが善いことなのだと思います。
今日は昼から経営方針書の作成に着手しました。
経営方針書の冒頭
『全中小製造業が低迷する中で、多様化経済(小ロット多品種)に対応し社会の「困った」を解決して行く中で売価を向上させ100%操業出来たら「70億」に到達するポテンシャルの拡大ができたこと。それは同時に53期の大目標であった、損益分岐点操業度を1300tまで下げる大改善でもありました。その背景には手間のかかる仕事に対応してくれる人財の確保が出来たことがありました。「人を大切にする」経営を進め、賃上げ、働き方改革も社会の平均を大きく超える水準で進めたこともありますが、「自責で考え行動する」次世代のリーダーたちの目標達成に向け全社員をけん引する急成長が離職を抑制したと考えます。経営的な最重点目標は経常利益率5%というところであり、大きく未達となりましたが100%を超える操業をしても出せない数字(5%)が80%(1600t)を超える操業度で達成できる能力を有することができたことこそ54期の大きな成長であったと確信します。そしてその礎にあった活動こそがおそうじパワーアップ活動で重点とした不安全箇所の根絶、そして54期に始めた「あいさつ運動」であったことを忘れてはなりません。
55期は各部門長が自らの役割を認識し、各部門の基幹職(課長・係長)との連携の中で自らの目標を決め、既に動き始めています。そしてその目標が今期の方針書に反映されています。全社員の笑顔のために、そしてお客様・社会の「困った」を解決するために、それぞれの持ち場立場で自ら考え行動できる社員さんがどんどん増えていること。その結果が導く55期のマツバラは大変楽しみであり躍進間違いありません。「自責の念で、自ら考えて行動する」こと、それは同時にやりがいと自己実現への道でもあります。「負けてたまるか大作戦」ステークホルダーはもちろんのこと、社会に大感動を呼び起こす「光」と必ずなります。さあ、新たな明るい未来への船出です。今期も方針書通りの結果が必ず残せます。』
と綴ってみました
本当にすごい成長が出来たのです。あとは受注が改善してくれば大きな成果が残せるのですが、しばらくは低迷期が続くのでしょうね。ただ、このような逆風の中で、こんな成長が出来ている我々には社会の期待が必ずかかってくると信じています。きっと来期は良い年になります。
社長 松原史尚