「半期会議・マネージメントレビュー開催」

「半期会議・マネージメントレビュー開催」

11月1日(火)

昨年から大型の設備投資を実施し、本来品質、環境共に確実な成果を出してほしいところなのですが、なかなか思うようにいかない結果が今期の半期も出ました。

「時代の流れ」「今の若い人」、こうした言葉が以前はあまり好きではなかったのですが、実際自分が年齢を重ねて見るといつの間にやらこうした言葉を使用するようになっています。実際、昨今大きく感じたこと、それは「夢や目標は実力の数倍にもなるような大きなものを設定し、そこに向かって懸命に頑張るのだ」そう教えられてきた時代に私は育ちましたが、今はそれは通じないと言うこと。会社で会議をする際に読み上げる会議宣言文の中に「人のために重い荷を喜んで背負えば、奇跡も天運も呼び込める人になれる」というフレーズが有りました。まさしく、この感覚です。しかし、大きな設備投資をしたにもかかわらず、期待通りの成果が出ない。奇跡や天運どころか、実力以下と思えるような結果しか出てこない。その現実に、目標を変える決意をしました。先ずは、会議宣言文を先ほどのフレーズから「仲間とお客様を笑顔にできるなら、何事も笑顔で取り組もう」、意味合いとしては同じですが、「思い荷」「奇跡」「天運」といった言葉を外しました。そして、上半期の結果をベンチマークとして、そこより少し良くなる目標を設定しました。半期会議は昨日の実施ですが、既に下期は10月1日にスタートしており、新たな目標は9月にはリリースされ、方針展開は10月1日にスタートしています。まだ正式な数字は出ていませんが、その数字を待つまでありません。日々の達成状況報告で目標を大きく上回った良品を完成させ、結果として日々の生産量も上がり、品質、環境共に目標を楽々クリアしていることは明らかです。

以前の目標であれば当然まだまだ未達です、達成感も無く、会議でも褒められることは当然ないのです。しかし、今月は目標達成、対前半期の平均と比較して経営的にも大きくプラスになってくるでしょう。不思議と、私の気分も全く違います。ですから、しっかり部下を褒めることになるでしょう。まだまだ課題は多くあるのですが、こうした課題に対しても次々対策案が出てきています。会社のムードが非常に良いのです。どうしてもっと早く気付かなかったのでしょうか。感謝の心が生まれ、喜びが生まれ、皆の笑顔が生まれている。

下半期も始まったばりですが、非常に良い気流に乗っている、そう思えるところです。さあ、皆さん一緒に頑張りましょうね。今日もありがとうございました。

社長 松原 史尚

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