3月8日(金)
本日は役員会議と経営会議が行われました。主な議案として、経営方針書の承認がありました。私の方針ですが、皆さんの現状認識のまとめから作成していますから、大きな変更もなく承認されています。いよいよここから最前線の計画、「係方針」が作成されていきます。いつもしていると思いますが改めて今期の振り返りをしっかりした上で来期の作成に入るようにお願いをしました。特に毎月実施してくれる月次の報告、次月の課題は年間を通して一気に読み直すことをお願いしました。人は目の前の課題に追われると大局でモノを見られなくなる生き物だと思います。昨年の目指した方向(目標)を改めて見返し、その上でどんな日々を送ってきたのかを見直すことで、今期進むべき方向はより明確になるはずです。ここ数年で本当にマツバラは成長出来ています。経営会議の中などでの会話でも、多くのポジティブなディスカッションがしっかりと出来ており、以前の一方通行型の報告会から明らかに脱しています。そして結果がしっかりついてきています。心配しましたが、今期もしっかりと黒字決算で執着できそうです。昨年までのコロナ関連の補助、助成を一切受けることなく、営業面での数字をしっかり残せています。時代の逆風はしっかり予想していましたので、受注量ではしっかりマイナスしていますが、生産面での改善と多様化に絞った営業面での改善で売価(付加価値)を上げたことでの結果です。来年は、受注面では必ずプラスになってくると思います。経済環境は、恐らく今期以上の逆風になると思うのですが、その逆風に耐えられない、もしくは路線を変えていく同業社が多いと考えます。その背景には「受注不足」「材料高(価格転嫁できない仕入れ値)」「人手不足」の三重苦があると思います。一方マツバラはしっかり対応できています。土台作りに苦労しましたが、昨年、今年の準備が花開く時がやってくると感じています。
みなさんのこうした努力は来期の賃金にも反映されていきます。ここも役員会で話した大切なテーマです。当社は生産達成手当を受注量に応じて支払っています。そしてその算出の起点となるのが前年度の損益分岐点操業度です。今期の頑張りで、損益分岐点操業度が約100t下げられています。つまり今期と同じ生産をしても1000円余分に支給されるということです。恐らく、今期比較では前述のように受注は増えると予想し、加えて分岐点操業度が下がっていますから私の予想では平均2~3千円程度生産達成手当の支給額が増えるのではと考えます。そして今期もベースアップをさせて頂きます。昨年、実数字をブログに出して近隣の社長様からのクレームがありましたので、今期は避けますが月末の手紙ではしっかりと明示したいと思います。いずれにしても社員さん全員が給与は上がったと実感いただけるような数字になるはずです。楽しみにしていてください。
3月4月は2月よりも受注は伸びています。今月以上の経営数字が出せることは間違いありませんが、よりよくなるようにしっかり精進していきましょう。
本日の体重 70.6㌔ (スタート73.1)
少し下がりました。以前はこの位置で足踏みすることなかったのですがね。一気に下げると体調にも良くないので、徐々にということで良しとします。
社長 松原史尚