3月28日(木)
本来ならば今日が最終の操業日となる予定でした。昨日からの延長操業は本日まで続き12時頃に操業が終了する予定でした。しかしながら、昨日の夜11時頃のトラブルで操業停止となった関係で本日は朝からの生産調整日です。明日は実地棚卸が予定されていますので、本日は操業することが出来ません。
「終わりよければ全てよし」という言葉もありますが、今回の操業停止では大変な影響を今期の決算上では及ぼすことになります。今月だけでも何度も生産調整日を取っていますが、ここでは人件費などの必要な経費は使いますが、付加価値を生み出すことは出来ません。一方で、生産日の停止は本来産み出すはずであった予定計上するはずだった付加価値を抹消してしまうことになります。予想生産量からしますと、今期の決算には500万弱程度の影響を及ぼすのでしょう。挽回する機会は操業度が65%程度ですから本来いくらでもあるのですが、最後の最後では挽回の使用もありません。
終盤の3か月程度はここでの数字をつくるために頑張ってきましたので、まさに「痛恨の極み」ともいうべき操業停止になりました。
しかしながら強くなるために与えられた試練と思ってください。本当に最近のことです。生産というものは止まるものだよ、持つべき在庫は余裕を持って確保するようにも話しました。止めるということが与える影響についても説明をしました。恐らく、ここでの判断業務、担当になった皆さんは昨今触れている賃金の平均値を大きく上回っている人ばかりです。終わりよければ全てよしとは、数字に責任を持つということです。この教訓を「塞翁が馬」にして欲しいと思います。常日頃から話すことです。本当に自分自身が変わらなければ未来は変わらないのです。「自責」自らの責任として、今回のことを捉えて来期に向かって改善していくのか。よくよくここまで成長できたと思うほど、ここ近年のマツバラは成長をしています。しかし、まだまだ「覚悟」が足らない。そこが今月に入り起きた事故、そして年度末最後の操業停止と捉えて、厳しい覚悟で来期を迎えて欲しいと考えています。
体重の報告は止めにします。ちなみに今朝の計測で66.8キロまで来ました。ブログで大切なことを伝えても、この部分で気が抜けてしまうのかもしれません。私の個人の目標よりも大切なことは皆を幸せにすること。これを始めて今月、3度の痛恨の極み(労働災害・重大品質クレーム(加工)・年度末の操業停止)が発生しております。私の気の緩みと感じます。集中して経営に取り組みます。
今期はよく頑張りましたとは言いません。来期に向けて「覚悟」を持って各自が取り組んで欲しいと思います。
社長 松原 史尚