4月1日(月)
新年度がスタートしました。今年は3名の新入社員さんが入社してくれました。同期がいるっていうことは本当に良いことだと思います。仲良く成長していって欲しいと思います。入社式での社長あいさつでは「未来はきっと良いものに出来る。そのために力を貸して欲しい。」このように締めくくりました。
新入社員さんからは「解らないことばかりですが、早く戦力になれるように頑張りますので、ご指導お願いいたします」という定例的なご挨拶かと思いきや、「緊張しておりますと、何をしゃべりだすかわかりませんので、この辺りにさせてください」と吹き出しそうなコメントも、こうした節目でこんな話が出来るのは、大変大きな可能性を持っていると思います。「この子たちを必ず幸せにする」それが毎年の私の決意です。今年も変わらず1年がスタートしていきます。
さて、会社では関市の天然記念物にもなっていますシデコブシが咲き誇っています。昨年は3月20日頃が満開でしたのが、今年は先週の金曜日頃が満開で1週間遅れです。そのシデコブシの取材に岐阜新聞さんが来てくれました。シデコブシは湿地に咲く花です。従って、鋳物工場の横にはなかなか咲き続けないのです。埃で湿地を壊してしまうからです。このシデコブシ、既に25年以上に渡って咲き続けてくれています。工場をこの地に移した時には若い木が群生していました。その群生地が今尚しっかりと残っていることは誇れることだと思います。「あ~今年も咲いてくれた」毎年本当に嬉しく感じます。そして、社員さんのおそうじ活動に感謝する瞬間です。今年も咲いてくれてありがとう。
新入社員さん、シデコブシ、春爛漫です。コロナ禍、中小製造業の低迷と長いトンネルの中にいますが、社員さん一人ひとりの頑張りでしっかり灯を灯しながら前に進めています。そして今期こそはトンネルを抜け、羽ばたいていくのだという実感が何故か持てている年度初めです。超経済低迷期を大きく成長できたと実感できたことは社長になって昨年が初めてでした。その上での浮上です。社員さん一人ひとりが幸福(成長)を実感できるそんな年になる予感がします。皆さん、今年もよろしくお願いします。「負けてたまるか大作戦」展開していきましょう。
社長 松原 史尚