4月25日(木)
今日は銀行の講演会に行ってきました。講師は伏せておきます。ファクトフルネスとはデータ(エビデンス)をもとにしっかりと世界を読み解く習慣を指します。そしてサブタイトルとしてYou should not fool the layman when you are talking as a scientist.(科学者ならば素人を騙すな)とされていました。
懇意にさせていただいています。武田邦彦先生のお話に非常に共通するところがありました。ダイレクトに話すのであれば「地球温暖化の嘘」といったところでしょうか。
ここからは私の主観ですが、私も様々な面で現代社会はコントロールされているように思います。中でも、地球温暖化への対応こそが経済活動を大きく損なわせていると考えています。大きな時代の流れの中で、ドイツ・日本といった敗戦国が大きな力を持ち始め、こうした流れを断ち切るにはこうしたフェイクコントロールが必要だったのだと考えています。しかし米国が一人勝っていたこれまでの時代であれば良いのですが、世界のパワーバランスが大きく崩れてきています。時代が大きく変わる時期は必ず来ると思います。一方、現状(現実)が目の前に存在しているのも事実なのです。そして現状に対応していくことも重要なのです。世界では、脱炭素のために炭素をどんどん費やしている。太陽光パネルなどはまさにその典型です。そして「やったもの勝ち」の世界が存在しているのも事実です。こうした時代の中でも、時代に即した改善を進めながら如何に経営をしていくか。私のキュポラへの拘りはまさにそこにあります。キュポラ操業の中で「脱炭素」とまではいかないまでも、「高エネルギー効率」をリサイクル、生産性の向上、歩留まりの向上、良品率の改善など様々な分野から実現していく。それは結果として経営にも直接貢献することになるのです。「ゼロ」という極端な進め方でなく、今は徐々に改善をしていく、それで社会には受け入れられているのです。こうして改善を進めている間に必ず「真実・真理」が明確になってきます。私はそのように考えて経営をしています。今回の講演は、そんな私の経営に自信を持たせてくれるものでした。良い1日になりました。銀行さん、先生、ありがとうございました。良い一日になりました。
社長 松原 史尚