5月13日（月）
今週も始まりました。今週は操業日からのスタートです。5月も受注量は思わしくありませんが、来週末に社員旅行があるということで、途中トラブルなどがあってもお客様に絶対に迷惑をかけることがないように在庫面でも余裕を持つという考え方と聞きました。大切ですね。しまっていきましょう。
さて、本日は役員会、経営会議でした。4月は操業度が70％を超えていましたので、しっかりと黒字で終わっています。毎年起きやすいことではあるのですが、3月に実地棚卸をしますので正確なモノの量（資産）を把握するのですが、どうしても月ごとの棚卸は完全な数字を把握することが出来ません。その関係で恐らく原材料が何処かに隠れてしまっているようで、その分が経営的にはマイナスに働く決算数値となっています。こうした関係で、4月には思わず赤字化したことも以前はありました。今回もこうした傾向はありましたが、その中でも数字が出せているのは実力がそれだけ付いてきたということだと思います。
役員会の中での特筆するべき点として、今期の人事評価制度の見直しについての上程がありました。総務部から事前に私の方に原案が示されていました。その折に「運気度貢献」という観点を付け加えさせていただきました。「笑う門には福来る」ではありませんが、世の中には絶対の法則があります。「全ての物は光に寄って来ます」先週のブログにも書きました、今年はたくさんのステークホルダーさんに会社に訪問していただきたいと考えています。従って、職場の雰囲気を明るくするように努めてくれているかという点を付け加えました。また、職場を明るくしていくには「結果」は非常に重要です。そして結果を出すために重要なことは「自責」の念で日々行動できるかということなのです。自責でモノが考えられているか。ここも評価点として付け加えて、以上2点を運気度貢献ポイントとして人事考課の中に入れてもらいました。私の願いはただ一つです。今日も明日も明後日も永遠に社員さんたちに笑顔でいて欲しい。そして、私の考えを皆で共有して欲しい。そんな気持ちなのです。どうか理解を頂けたらと思うところです。
経営会議からは特に大きな報告はありません。以前にも触れたことがありますが、各部門長の報告内容が非常に解りやすく、結果報告のポイント、進むべき方向性が非常に明確です。故に成果も出てくるのですが、思い起こしてみるとISOの進め方の中で経営に直結すると思われる数字を経営会議のメンバーに示し続けてきたことが良かったのだと思います。現状でも、変わらずISO推進室の報告としてこうした係数管理の報告はされていますが、推進室の報告に等しい報告が既に部門長から上がってきます。それだけ数字に対する見方が大きく成長出来ているのだと思います。
経営会議の前に上程資料が私には各部門長から提出されます。同時期に基幹職の皆さんからも報告が上がっていまして、その報告に対して各部門長がコメントを返している内容も私が確認をしています。このやり取りのレベルも格段に上がっています。今月の報告でも本当に飛び上がって喜びたくなるような報告がたくさんありました。「自責で考える」「自他一如・・お客様はどうして欲しいのか」この発想からスタートしているからこそ閃く改善が多いのです。本当に嬉しいです。また費用対効果（投資効果）ということがしっかり考えられるようにもなってきました。上手くいけば、更に大きな成長を今期も実現できる。そんな現実的な実績と計画が出てきています。水平展開をしていくこと、お客様にしっかりと提案させていただき実現していくこと。そして、その提案はお客様にとっても本当に良く、安心をしていただけることなので確実に進めて行ければと思うところです。
楽しみです。さて、今日は雨の肌寒い日ですが、週末に向かって大きく気温が上昇していくようです。体調管理も万全に今週も頑張っていきましょう。今週も「負けてたまるか大作戦」頑張っていきましょう。
社長 松原 史尚