5月21日(火)
本日はお取引先様が社長交代をしたということでご挨拶に来てくれました。世代交代ですね。年齢は43歳、私が社長になったのもちょうど同じころでした。正確な年齢まで覚えていませんが、既に15年ほどの間にリーマンショック、タイの洪水、尖閣諸島問題、消費増税、中国経済の鈍化、コロナショック、円安物価高。思い起こせば逆風の連続であった気がします。それでも逆風を乗り越えてきたから今のマツバラがあるのです。「ピンチはチャンス」そう思っていれば良いと思います。
先輩としての助言はどんなことがあっても全ては社長の責任と考えること。自分の責任と思えば知恵が出る。他人の責任と思えば怒りになる。怒っても良いことは一つとしてありません。そして社員さんをどうしたい等と思わないこと。社員さんがどのように生きていきたいか。そちらを大切にすること。そしてそれは一人ひとり異なるのです。しっかりと話を聴いて、社員さんの幸せを一番に考えること。それが大切なことなのだと私は考えています。
昨日、地元の社長会がありました。その中でもほとんどの社長さんが眠りの浅さについて話されていました。とにかく社長は大変なのです。それでも私は、今は本当によく眠れています。それは「社員さんを心底信じられるようになった時」から始まっています。良い社員さんに恵まれて本当に幸せに思います。
新社長のご挨拶に心から感謝します。私自身もこの15年を振り返ることが出来ました。これからも素敵な社員さんたちと一層よい会社にしていきたいと思います。
社長 松原 史尚