「役員会・経営会議」

「役員会・経営会議」

6月10日(月)

 今週も始まりました。今週はフル操業です。若干の受注増加の影響です。どこかけん引した産業があるわけでなく全体的に少し上がっています。7月の予想も出てきていますが、同じように全体が増えるようで久しぶりに操業度が75レベルになってくると思われます。有難いことです。一方で夏場に少し忙しくなります。特にこの時期は身体がまだ暑さになれていませんから、熱中症対策は万全にということで朝礼でも注意喚起をしました。「止める・呼ぶ・待つ(休む)」を絶対に守りましょう。これは物事の判断基準も示しています。「止める(安全)、呼ぶ(品質)、待つ(生産性)」です。優先順位は絶対に①安全②品質③生産性です。朝礼当番の本日はこうした話をしました。

 本日、この優先順位を間違えた事故が起きています。既に何が課題で何が問題であったかは言うまでもない事故です。不幸中の幸いで済んでいますが、起きた原因は絶対に受け入れられないことです。各職場で今一度どう進めるのか私に納得のできる報告書を提出してください。

 役員会・経営会議の報告です。先日の営業報告書のブログで綴った通りです。一昨年はお客様への価格転嫁のお願いが顕著に企業体質強化を導き、今期はコスト低減活動が大きな成果を上げました。今期は品質面での成長を進めることで、顧客満足・収益性向上の両面を成し遂げて欲しいものです。

 この時期賞与の支給額も決めます。一昨年、諸物価高騰のために賃上げ、賞与も2割上げると決定し皆の奮起を期待しました。結果として、大変な成長を遂げてくれまして65%の操業度でも赤字にしない会社にしてくれました。従って増額としたいところですが現状維持をベースとします。「期待値支給」が「結果支給」になったと理解いただければと思います。また、本日の事故は災害度合の話でなく、組織としての問題であり、根幹である「安全」という最も重要な項目での結果責任が取れる体制にないと感じています。会社の成長を認めますが、猛省を促す意味でも「現状維持」とします。現状の取り組みから考えれば、今期は確かな数字が残せると思います。しかし、判断順位を間違えることない行動をお願いします。冬に夏の分もしっかり取り返してください。

 5月の決算状況は赤字でした。しかし、いくつかの原因が掴めています。4月・5月の積算で数字的には僅かに赤字となっていますが、協力企業さんに存在する計上できていない材料なども考慮すると現時点で本当に僅かに黒字になっていると私は受け止めています。そしてこの先70%を超える操業度が継続していきますから、普通に操業が進められれば1年を通してしっかりとした収益が上げられる見込みです。その上でも、全ての基本は安全です。ここをしっかり今一度「肝に銘じて」頑張っていきましょう。

 今年も子ども参観日を開催します。7月30日です。多くの皆さんの参加をお待ちしています。

 社員旅行の決算報告がありました。今年の参加人数は過去最高でした。コストパフォーマンスも最高であったと思います。良い旅行でした。

 諮問委員会で、永年勤続表彰のリクエストがありました。10年、20年、30年には旅行支援があるのに40年にはないので40年も追加して欲しいというものでした。確かに定年も延長しましたのでこの先40年勤めてくれる人も出てきます。こんな人が一人でも多く出て欲しいと思いますので40年も30年と同様の表彰をします。既に40年を迎えている対象者の人は過去にさかのぼり実施することにします。申し出ていただければと存じます。

 こんなところがお知らせするところでしょうか。今週も始まりました。今一度繰り返します。熱中症対策は万全に、そして安全を超える行動は何一つありません。お願いします。

社長 松原 史尚

社長ブログカテゴリの最新記事