「中国からのお客様」

「中国からのお客様」

6月20日(木)

 本日より中国からのお客様が来られています。目的として、グループとして取り組む次亜塩素酸の中国展開の可能性についての打合せが先月から続いています。商売というものは、つくづく誰と組むかということが大切だと思います。今回、中国で取り組んでいただける方のお義兄様は今から20年ほど前に始めてマツバラが中国から実習生を招いた折にその組合の通訳として働いておられた方です。また、ゼロスポーツを経営していた頃、台湾での仕事の際にも通訳としてご一緒していただいたこともあります。そもそものベースが工学士(エンジニア)の方ですので、単に通訳するだけでなく話している内容をしっかり理解しながら時に自身の考えを加えて意見も頂戴できたこと、また台湾や中国での慣習などにも精通して、時に日本人では理解できないことも助言しながら通訳をしていただけました。そんなこんなのお礼も含めて、いつかの冬休みにお嬢さんと二人で我が家の中国旅行に同行(招待)していただいたこともあります。また、剣道にも精通され、地元の道場では松原家とは非常に縁の深い、お医者様とご一緒に剣道の指導に努めておられます。こんな人に先ず騙されることはないでしょう。一緒に仕事が出来ることを嬉しく思います。その方が連れてこられた義弟さんです。最初から信じて話を進めています。ところがこの方、大変に素晴らしい方でした。エンジニアということもありますが、大変に熱心な方で、次亜塩素酸のそもそもの歴史から始まり、こうしたものをプロモーションビデオにまで立ちあげてくれています。まだ、販売というところまでは漕ぎつけていませんが、現状はマーケティングを進めていると言われていました。スタッフの方に毎日、2本動画をつくってTicTok に上げるように指示をされています。何と昨日朝にアップした動画の再生回数が2.2万回を超えていました。「凄い」。次亜塩素酸を医療に使用していくにはハードルが高いのでしょう。何か見えない、大きなものが動いています。しかし、生活分野での活用ということだけでも恐ろしいほど多くの活用法があります。「次亜塩素酸危険」、こんなイメージをコロナの折につけられてしまいましたが、戦争中には負傷者の消毒液として使用されたもので、そもそも次亜塩素酸は体内の好中球(白血球の一部)で作られ、人体を感染症から守っています。どこが危険なのか。というところですが、こうした事実も明確にしながら取り組まれているのです。本当に有難いことです。日本人の良いところであり、悪いところです。一度イメージを持つと、そのイメージを変えるパラダイムシフトは、ほぼ起こすことが難しいと言えるでしょう。こうしたケースをひっくり返すことが出来るのが、外圧だと考えているのです。中国でのブレーク、そして日本への逆輸入、そんなことを模索してみようと考えています。

 仕事には「運」や「徳」が大切です。むしろすべてと言っても良いでしょう。そしてこうした運や徳というものは、長い人間関係(真心を尽くした正直な関係)から生まれると、私は信じています。「動機善、私心無し」、社会に役立つ大きな仕事だと思っています。特にコンプライアンスに細心の注意を払いながら慎重に進めていきたいと思います。

 明日は会社の工場見学にも来てくれます。先ずはしっかり信頼関係を構築できればと考えます。皆さん、あいさつなどしっかりお願いしますね。

社長 松原 史尚

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