6月24日(月)
今週も始まりました。朝礼では皆さんから先週末に提出された労災に対する対策書に目を通させていただいたこと。「今回、皆さんが決めてくれたことを確実に実施してくれたら、絶対に労災は起きないであろうと思います。ただ、慣れてくるといつの間にかルール違反、特に省略行動が出てくる。これが結果として労働災害に繋がってしまう。こうしたルール違反、特に省略行動を絶対に無くしていくためにどうするのか、またの機会にこうした側面からもミーティングを持って欲しい」とお願いしました。本日は、先月の改善提案の表彰も実施されました。以前では、常に3~4グループ目標提出件数の未達グループがあったのですが、ここ3ヶ月1つのグループの目標未達もありません。このことは、未達グループを表彰時に私が大声で「目標未達です」、また目標達成グループには「目標達成おめでとう」と声をかけることをスタートしたことが影響しているのではと思います。この声掛けを始めたのは今年の1月からですが、少しずつ未達グループが減っていき2月3月は1グループだけになり、ついに4月以降未達グループが無くなり、現状まで維持されています。ここにもルール違反を止めるヒントがあるのではないでしょうか。いくつかのヒントがあります。①未達をチェックしている人がいる②未達者、達成者の両方に声掛けをしている。③恐らく目標達成状況を管理している人(係長)がいる。こんなヒントを活用して「ルール違反ゼロ」を目指して欲しいものです。「徹底」を今一度お願いいたします。
さて表題の通り本日は株主総会でした。最初に、昨年度の営業報告が実施されました。監査役の監査報告の中で、「昨年の雑収入(補助金、主に雇用調整金)と比較するとこうした営業外の補助的収入を一切受けることなく、加えて世界的な不況による受注減、加えて全ての仕入れコストが上がる中で、収益面で大きな改善を進め、本業でしっかり収益を出せるようになったことは本当に素晴らしいと思います。」と話されたうえで監査報告がありました。昨年度から、生産調整が多くなっても、休むのではなく、出勤していただいて教育や改善に注力をしました。結果として、上半期は赤字を計上、下半期に上半期以上に受注が低迷する中で収益性を高めて黒字転換させることが出来たことは本当に「自力・底力」が付いたと考えます。また営業の努力でお客様の支払い条件の改善も進めさせていただきました。同時に協力企業様への支払いも現金比率を高めていくことを進め、2億の負債を減らすことが出来ています。このことは今期も更なる改善を進めていくつもりです。同時に収益もしっかり計上していきます。ということで配当もさせていただきます。利益剰余金処分案を可決させていただきました。加えて、昨年の会長の逝去以来、空席となっていました、取締役を新たに選任しました。営業報告の中でも綴りました、収益性(付加価値)向上策に一番尽力をしてくれた鋳造部の担当役員(前執行役員)を取締役に昇進する案が承認されました。先週末に綴ったブログの中での中間報告に対する素晴らしい返信を送ってくれた部長さんです。本当に世の中には絶対の法則が存在しています。その法則に則り、確実な判断と行動が出来るようになりました。この先、どんなことがあっても「人を大切にする」現状の姿勢があれば、課題は絶対に解決出来ると思います。昨年以上の大活躍を期待したいと思います。前段で、「欠員」という言い方をしましたが、役員数に定足数があるわけではありません。現状の執行役員さん、また部長さんの中からしっかりとした結果を出し、より一層社員さんを幸せにしてくれるようになれば来年、追加でも新たな取締役をお迎えしたいと思っています。頼りにしています。
今日は本当に暑い、そして湿度の高い日となりました。当面こうした日が続いていきます。熱中症対策を万全に今週もしっかりと頑張っていきましょう。
社長 松原 史尚