7月3日(水)
恐らく日本中で知らない人はいないと思われる商品を持たれている会社の会長様とたくさんの時間を共有させていただきました。どちらかというと経営という話をあまりしたことはなかったのですが、今回はガッツリと話をしていただきました。「思う」ことの大切さについて、今の自分はいつの日か思い描いた姿なのです。人は思い描いた姿を実現する能力が潜在的にあるのです。故に絶対に良い考え・・「思い」を持ち続けることが大切なのです。故に、「上手くいっている時」よりも「思い通りにならないとき」が特に大切なのである。思い通りにならないときは、人は本質的に「怒り」を憶える。この怒りの記憶が怒るべき現実を造る種を未来に向けて蒔くことになる。また、人は思い通りにならないとき、それを人のせいにすることで「愚痴」を憶えるのである。そして未来に再び愚痴を言わなければならない事態が具現化するのである。人は思い通りの人生など生きられる者はいないといって過言ではない。上手くいけば、更に良くなることを望むのが人の本性であり、上手くいったことも慣れれば当たり前になる。これが「貪欲」なるものです。故に、上手くいかないときにこそ、誰かのせいにするのでなく全て自分の責任と思えると蒔かれる種が異なってくるのである。先ずは上手くいかなかった原因を省みる。そして如何にするべきだったかを反省する。このように考えることで、未来に向けて蒔かれる種は「善」となり、未来に善いことが起きるのである。最近はこうした考えが私自身も身についてきました。「田に心」と書いて思う。かぼちゃの種を蒔けばかぼちゃしかできません。スイカの種を蒔けばスイカしか出来ないのです。世は真理で出来ています。一つの例外もありません。故に田の中にどんな心を入れるかで具現化する未来は自ずと決まってくるのです。そして「自責」で考えれば知恵が出る。「他責」で考えれば愚痴が出る。自身の心の中に「知恵」の種を蒔くのか「愚痴」の種を蒔くのかということで未来に収穫できる「現実」は異なってくるということです。改めて、世の真理を自覚させて頂きました。ありがとうございます。
さて、11時頃から岐阜県議会の人口減少社会における地域づくり対策特別委員会にお招きいただきました。昨年度、多様な人材が活躍する働きやすい中小企業に紹介されたことに起因しています。主に当社で進めた働き方改革についての事例を紹介させて頂きました。大企業や官庁と比較すると全く出来ていないのかもしれません。しかし、一般企業の99%は中小企業であり、そこに7割を超える人が働いているのです。特に岐阜県では更にその比率は高いはずです。従って、当社の事例が僅かでも参考になればと考えて一生懸命話してきました。こうした機会を頂けることが有難いと感じています。マツバラは、これまでもこれからも原則として職場内の理解が得られているのであれば、自由に休暇が取れるし、仲間のためになる研修にも自由に参加が出来ることになっています。もちろん届け出、上司承認は必要ですが。男性の育児休暇も取得するのが当然の社風になってきました。皆、社員さんたち自身が考え実現して頂けたことです。これからもどんどん働きやすい会社に皆で変えていってください。皆が喜んでいる顔が一番嬉しいです。
そして会社に戻り、本日から始まっている良品率向上に向けたトライアルの進捗を確認に生産現場へと向かいました。流石に今日の暑さはいけません。少しでも楽になるように実施してくれた「打ち水」にこれほどの効果があると感じたのは初めてです。どうか細心に注意を払って行動してくれますようにお願いします。トライアルは、まだ見た感じですが、非常に良い感じに目に映りました。もう少し経過を観ていきましょうね。
ところで事務所が涼しいかと言えば決してそうではありません。環境省の補助事業で井戸水を使用したエアコンに変えたのは確か5年くらい前ではなかったでしょうか。それ以降、暑い時には暑いまま、寒い時には寒いまま、つまりあまり効かないエアコンになってしまいました。特に事務所の中でも社長室が最も条件が良くないらしいです。今日も腕をまくり、汗をだらだら流しながら仕事をしています。となりの経理の部屋は若干ですが涼しいのですが、その部屋にプリンターがあるので印刷物はそこまで取りに行くのですが、僅かな違いで本当に涼しいので「涼みにきたわけではないのだけれど、この部屋は少し涼しいね」と話すと、何でもエアコンが正常に機能していなくてイタリアから部品の調達をしているのだと教えてくれました。でもエアコンが効かないのは、今年に始まったことではないけれど、と思いながらも届くころには寒かったりすることがないように祈っています。それでも溶湯を扱う皆さんに比較すれば涼しいものです。皆さん、本当に有難うございます。
心から感謝をさせていただきながら本日のブログとします。