7月26日（金）
あっという間の週末です。今週は水曜日に綴りましたように大変な天気となりました。幸いに社内的には大きな被害は出なかったのですが、僅か1時間程度の間に周辺の河川をまるで半日以上大雨が続いたかのように増水させてしまう、もの凄い自然の力に驚かされました。稲妻が見えるというのでなく、一瞬周りが明るくなったかと思ったら「パチン」という大きな音がする。こうしたことが何度も繰り返し続く、友人たちの話から、こうした状況が各務原でも関市全域でも確認されていて、これほどの広域でこうした事態を引き起こす威力にも驚きを感じています。また昨日からは我が第二の故郷である山形県が大変なことになっています。既に大きな被害が報じられていますが、これ以上大きな被害になっていないことを祈るばかりです。
さて、来週の月曜日にとても大切なお客様をお迎えしてマツバラにける外国から来られた皆さんの活躍状況についてプレゼンをさせていただきます。そのプレゼン資料を製造の担当役員にお願いをしていたのですが、この資料が素晴らしいので是非公開したいと思います。
外国の方に限らず、マツバラでは「人を大切にする」経営を大切にしています。この資料で紹介されている皆さんには可能であれば永遠にマツバラにいて欲しいと思います。それでも、もしもいつか母国に帰る時が来たとしても、どこに行こうとも彼ら、彼女たちはエンジニアとして人より多くの稼ぎが出来て、その国、地域、会社の発展に寄与できる人財として育っています。
私がどれほどの奇麗ごとを並べても実態が伴っていなければ全く意味がありません。しかし、こうして製造の部門経営者が発信してくれることは非常に大切なことだと思います。また会社（社長）の思いをこれほどしっかりと理解し、社員さん一人ひとりにその姿勢で臨んでくれていることにも本当に嬉しく感じています。同じく、部門経営者がどんな発信をしても、それが製造現場の実態と異なっていれば何の意味も持ちません。こうして公開する姿勢も大切だと考えています。
社会では実習生の皆さんを奴隷のように使用する会社の事例が報じられ、それがまるで社会全体で行われているかのように世界では感じられています。実習生に限らず、外国から来られた方たちが非正規社員としてしか採用されない事実も報じられています。しかしマツバラでは、こうして多様な人材が正社員さんとして活躍してくれています。
マツバラは最近、本当に離職率が低くなってきました、その原因はここにあるとこの資料から感じてもらえることが出来ると思います。「やりがい」とはよく言われることですが、そこを超越して「自己実現」こうした言葉が当てはまるような気がします。こんな姿勢で社員さんに接してくれるマツバラの幹部を本当に嬉しく感じます。また、単に接するだけでなく心からの感謝の念を抱きながら接してくれる。そしてこの姿勢で、ものづくりをしっかりと実践してくれる全ての社員さんに感謝をしたいと思います。本当に素晴らしい会社だと思います。
さあ、週末です。まだまだ大変な天気が続きそうですが、しっかり休んで来週も良い週にしていきましょう。
Have a great weekend !
皆さん、良い週末をお過ごしください
社長 松原 史尚