8月20日(火)
長期連休明け、本日操業開始です。昨夜からの雨の影響で久しぶりに少し涼しい朝を迎えました。ただ、蒸し暑さは残る連休明けの操業、熱中症の対策は万全に操業しましょう。明日は、再び体温超えの暑さに戻るようです。自分だけでなく、周りにも気遣える職場でいてください。お願いします。
本日、私は名古屋で勉強会に参加してきました。本日は先代から受け継いだ企業を数倍に拡大し地域企業から、世界企業に成長させた先輩の講話を聴かせていただきました。
「組織の成長のポイント」の話が印象的でしたので綴ってみたいと思います。
社長が一人で指揮が振れる人数は20人までではないでしょうか、それ以上の成長を望むのであれば、絶対に仲間(協力者・組織)が必要になります。この組織のリーダーの資質で成長が大きく変わります。
リーダーに必要な資質として
①翻訳力
社長の言っていることをそのまま下に流したのでは全く成長はなくなります。もちろん、社長(上司)の意図を汲み本線を外さないことは大切なのですが、「社長指示とか、社長がこう言っていた」というのでは話になりません。意図を汲んだ上で、如何にその内容を翻訳し、自身の言葉というよりは自身の思いとして語れるようになることが大切なのです。
②引き出しの多さ
翻訳をする上で大切なのが引き出しの多さになります。つまりどれだけ勉強をしているか、どれだけ経験をしているかといったところが重要になるのです。故に勉強すること、学ぶこと、経験することが大切なのです。挑戦すれば、時には失敗もするでしょうが、その失敗をしっかりと分析をして「引き出し」の中に集積出来ていけることも大切です。もちろん、挑戦に成功した場合も同じことが言えます。勝因は何だったのかをしっかり分析して「引き出し」に納めていくことが大切です。
現状を簡単に変えることは出来ないでしょう。しかし、意識をすることで少しずつ変わり始めます。急激な変化を望むのでなく、徐々に時間をかけて変わっていく。そうすると変化でなく、進化することが出来るのです。一人では絶対に大きな成果を残すことは出来ません。必要なのは組織(仲間)の協力です。その上で、どうせなら協力していただく人にも幸せになっていただくためにも、自ら考え行動できる仲間を育てていく。先ずは自身に近いところから「翻訳力」の重要性を部下たちに語ってみましょう。(講話の内容から抜粋してみました)
最近も、社内でこうした自身(私)の指示の強さ(弱点)を感じることがありました。緊急事態でしたが、「急がば回れ」もありますね。今日もしっかり勉強できました。ブログを読んでくれている皆さんにも是非とも「翻訳力」を高める行動を今日から始めてもらえたらと思います。
社長 松原 史尚