「ワクワクしてきましたよ」

「ワクワクしてきましたよ」

10月7日(月)

 今週も調整日からスタートです。今月はこの先毎週月曜日と火曜日が調整日となり、最終の週が4日操業となる見込みです。先週も4日操業でしたから操業度は7割弱といったところでしょうか。先週の鋳造協会の全国大会の情報では7割稼働していればまだ良い方なのだと感じています。「無い」を悲しむよりも「有る」を喜び「有難い」という気持ちで精進していきたいですね。気がかりはイランとイスラエルの情勢、恐らく3つ目の戦争となるのでしょうか、ウクライナ・パレスチナと発生の都度少しずつ落ち込んでいきましたからこれ以上がないことを祈るばかりです。

 どんな事態であろうともしっかり数字を出していかなければなりません。先月何度となく綴ってきた変化点の分析から、昨今かなり良い生産数字が出せるようになってきました。この1か月進めてきた「原点回帰」の取り組み内容を分析することでさらに様々な改善が出来そうです。ということで、今日は部門長から技術員室、生産に関わる全ての職制に現場の生産担当者も入り混じって先月の変化点をしっかり分析してきました。先ずは「安全第一」、ここだけは妥協することなく確実な操業方法をベースとして、その上で考えられる課題について約1時間半、徹底した話し合いを持つことができました。変化点は同時に起こさないことは原則です。先ずは出湯の前に行うことを1点、そして出湯後即時に行うことを1点、そして夜勤時に実施することを1点、それぞれ別の目的のために実施することとしました。恐らく、この改善だけでも大きな改善効果があるのではと考えています。今週水曜日の生産時からの変化を都度確認して検討会を10:30分から毎日実施します。その上で、更なる改善が出来るか、微調整は必要かなどを皆で話し合うこととします。この改善が品質に及ぼす影響も確認して会議に参加してもらいます。ただ、楽しみなのは、今週実施する以外にも多くの改善案が出されたことです。一度の実施はどの施策に効果があったのかを観ることが出来ないので来週以降で実施のタイミングを探ります。ただ、どれも非常に楽しみな施策です。既に、現場の人たちや技術員室のメンバーが考えてくれた対策の効果が先週の操業の中でしっかり確認できています。恐らく、損益分岐点操業度が65%を下回った12月の実績を超える生産数字が来週中には出せると思っています。

 皆で話し合いながら新しい方向性を決めていく。あっという間の1時間半でした。ここから先、当面こうした愉しい時間が過ごせそうです。どんな時代でも笑顔で乗り越えていく。そんな仲間でいたいですね。さあ、今週も「負けてたまるか大作戦」頑張っていきましょう。みんな頼むね。

社長 松原 史尚

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