「相対」

「相対」

10月9日(水)

 今週の操業も始まりました。月曜日に綴った原点回帰からの学びを活かした施策による効果の確認を朝10時半からの会議で確認しました。結果としては「思うように進まなかった」ということで残念でした。しかし、ここからたくさんのことが見えてきました。今週に入り一気に気温が下がり先週までとは5℃以上も外気が下がっています。この気温差により機械(システム)の動きが変わっているように私には感じました。しっかりAI制御されており、理論上は変化がないとのことですが、実測値に大きな差が生まれています。ここも換算値により実質量に変化はないのだと聞かされましたが、私はどうしても納得が出来ません。故に、明日は微妙な変化を加えてトライアルをしてくれるそうです。何かしらの変化があると良いのですが。

 今日のテーマを「相対」としました。世に存在する性質には必ず相対が存在します。賢⇔愚、美⇔醜、強⇔弱、貧⇔富といった感じです。中でも私の好きな相対は善⇔悪です。この論理が理解できると経営や問題解決はとてもにやり易くなると感じます。今回のように、以前は良かったのに、今はNGとなっているようなこと。そこにはNGとなってしまった原因が存在しているのです。元の良かった頃を原点として、NGとなったその原因が掴むことができれば、その逆に進めば原点をはるかに超えて「善」に働くはずです。それが相対です。過去のブログで綴ったことがあります。「ハッピーマンデー」毎週月曜日にトラブルが多いのは何故かを分析した結果を踏まえて、月曜日の操業を1時間遅れでスタートさせるという仕組み。最近は仕事も減っており、常時月曜日が調整日となっており、その週の操業始めの火曜日や時に水曜日となることが当たり前の現状になってからある問題が起きていることも解りました。始めは月曜日同様一時間遅れで操業を開始していたのですが、火曜日や水曜日は休み明けではなく「サザエさんシンドローム」は起きないだろうということで、普段通りに7:45分に操業を開始するようにしたのです。その瞬間から問題が起き始めました。「何故か」ここにもヒントがありそうです。そしてある変化点を見つけました。そして、このヒントは相対の論理で大きな改善を産み出すかもしれないと考えています。

 先ずは明日、微調整から始まり、来週にはこの週初めの変化も以前に戻すトライアルもしてみることと今日の会議では決めました。ものづくりは楽しい、こうでなければいけません。「夢中で話す私に威圧感を若い人たちは持ってしまうようです」、皆がフリーズしているので、時折「笑顔」を見せながら「怒ってないからね」、「変化を探している」のです。何が原因かしっかり掴もうと。楽しいからついつい力が入る。皆意見をしっかり出してくださいね。改善の臭いがどんどんしてきました。今日も楽しみでした、明日から再び私は出張ですが、今週の結果を来週、月曜日にはおそうじの発表会があるので、今度は火曜日かな(?)実施できることを楽しみにしています。この発表会も楽しみにしています。さあ、おそうじの成果発表の資料も来ているので、これから事前審査に行ってきます。今日もよき日となりました。

社長 松原 史尚

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