10月11日(金)
山形に来ています。大学の同窓会の代議員をしていまして明日から総会と150周年の記念式典などがあります。私は総会で議長の大任を受けることになっておりまして、今日は次第をしっかり読み込みました。私は昨日から、先乗りをして次亜塩素酸関係の仕事を進めていました。今朝、会うべきお客様が急な病になられて少しゆっくりと時間を過ごしています。こんな時にしかできないことがあります。
技術員室の部長から送られた操業に関するデータを5年分じっくり見返してみました。コスト低減のネタ探しです。なかなかパソコンの整理が出来ないでいるのですが、逆にこうして5年を超えて送られているデータが残っていることは悪いことではありません。それはそれでクラウドなどに整理するのが良いのかもですが、整理したことで判らなくなってしまうことのほうが不思議と私にはよくあります。
たくさんの発見がありました。大きな設備投資をしていますので、その効果はしっかり感じ取れてはいるのですが、逆に十分な効果が得られていないところもいくつか見つかりました。そこには、必ず原因があるのです。そこをしっかり分析して問題が出来れば大きな改善が出来るでしょう。また、どこをどう触ったら大きな改善につながるのか。そんな閃きも古いデータを見返す中から見えてきています。恐らく、岐阜にいたのではこうした気持ちにはならなかったでしょう。やらなければならないことは山ほどあるのですから。山形という地で何ともすることが出来ない。車もない送ってくれる人もいない。私一人の状態だからこそ、ゆっくりと時間を過ごしその中で大きな発見をすることが出来ています。良い日になっています。
間もなく、同窓の社員さんたちも到着してくるでしょう。ゆっくり第2の故郷を愉しみたいと思います。
社長 松原 史尚