10月22日(火)
昨日のことですが半期会議に続いてマネージメントレビューが開催されました。品質・環境の両方のISOの認証取得をしていますからその両面でのISO活動についてのパフォーマンスの評価をISO事務局から報告して貰い改善するべき点を模索すると同時に、この先の継続的な改善に向けた方向性を検討するべき機会です。結果的には品質・環境に良いことは経営にも良いことですから昨日綴った半期会議同様、反省するべきと課題が山積されています。進むべき方向としては、昨日のブログの通りです。
一方で嬉しい報告もありました。対象の期間中、定年退職者2名、実習生の期間満了に伴う帰国以外の離職が一人もありませんでした。大変な時代背景の中で、転職をこの瞬間も奨めるコマーシャルが日々流れる中で一人もネガティブな離職者がいなかったことは本当に凄いことだと思います。退職の一番の理由は人間関係だと言われます。働き方改革を進め、賃上げを如何に進めても離職に歯止めのかからない企業がたくさんあります。その中で、半年間でこうした結果が出るのは素晴らしいことで、こうした人間関係にストレスを抱えないような職場の風土をつくってくれている社員さん一人ひとりに感謝をしたいと思います。
実際のところ、私は離職には良い離職と悪い離職があると考えています。良い離職は離職者が今も幸せを感じてくれているものの、より一層の幸せを求めたり、将来の夢に向かって飛び出していったりするもので、悪い離職は今のマツバラに不満を憶え、人間関係に不満を感じるなど現状にネガティブを感じて出ていくものだと思います。過去にも社員さんから相談を受けて、「そうか頑張れ」と背中を押した離職はたくさんあります。その時は辛くても、一度は仲間となった人が夢に向かって飛び立つことは良い離職と考えています。従って、この先もきっと「愛別離苦」はやってくるでしょう。それでも現在のような環境下でこの半年間一人もネガティブ離職が無かったことは本当に嬉しく感じました。みんな本当に有難うございます。
社長 松原 史尚