「営業ツール」

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10月23日(水)

 月曜日の半期会議の中で拡販についての方向性についても話がありました。どのように展開していくのかは私も非常に興味のある所です。混迷を極める時代の中で、如何にマツバラを買っていただくのか、マツバラの強みをA4サイズ1枚でまとめたPR資料を見せてもらいました。「うん、上手くできていると思います。」

先ずは

1.「日本の真ん中」あるということ

    確かに、特に物流業界の働き方改革が徹底された本年、このことは非常に大きな強みだと思います。人口重心は岐阜県関市です。

    2.小物・薄物のスペシャリスト

    確かに、中国資本を中心に大きな資本が人手のかからない最先端の鋳物工場を莫大な費用をかけて造っています。ただ、こうした省人化工場ではどうしても出来ないものがある。それこそが小物薄物なのです。鋳造品は温度との戦い、そして成分も時系列的に変化していくのです。従って、高温で早く生産する。その技術がマツバラにはある。

    3.人財の確保

    確かに、世界的な人手不足、特に鋳物工場で働くことを望んでくれる人は多くはない。故に、大手の資本が省人化出来る最新工場を建設する流れがあります。故に、小物鋳物が高品質で出来ないのです。小物を造るには人手がかかる。手間もかかる。しかし、マツバラはその人材の確保が出来ている。先ずは離職率の低さ、そこには理由があるのです。故に新たな人も入ってくれる。手造りへの拘り、マツバラの素晴らしさです。

    4.圧倒的技術力

    確かに、学ぶことに制限はつけないのがマツバラ流。工学博士が3人も誕生した。現在4人目が挑戦中です。多くの同業社さんから相談を受けること、時にお客様から他社さんで生産された製品の課題解決を依頼されることも多い。設計、開発、試作、廃業企業からの転注等も早く、安く、確実に対応することが出来ます。

    5.小ロット多品種

    確かに、今やこの言葉を謳わない企業はありません。ただ、マツバラは10年以上の歳月でこの課題に取り組んできました。大手のメーカーさんから同業社様の廃業による型を一気に約100アイテム受け入れたのが10年前、まともに立ち上げたのでは型費だけでも2億円を超える費用が掛かってしまいます。それではダメでしょう。既存の型をそのまま使う。損傷激しく使えなくても1個のキャビティ(型)から対応することで低コスト化を実現、類似する量産品との抱き合わせ生産で小ロットでも品質規格を満足させる生産方法も確立。こうした取り組みで、小ロット多品種を低コストで実現できるようにしてきました。

    6.最新鋭の設備で対応

    確かに、同業社様の廃業理由の一つに設備の老朽化があります。マツバラでは国・県の補助金を活用し、2020年~2023年の間に主要な工程の設備を最新化することが出来ています。補助金の確保は容易なことではありませんが、こうした申請に対応できるスタッフが確実に存在する企業です。小ロット・多品種・小物・薄物への対応が低コストで実現できるのも、こうした最新鋭の設備によります。最近ではAI等も活用、DX時代に対応する工場にもなっています。人財の確保が出来るもの、こうした設備の新しさに未来に対する会社の姿勢が示されているからでもあります。

    7.鋳物・加工の一貫生産

    確かに、小物・薄物・小ロット・多品種鋳物に対応できる企業の廃業が続いています。それは加工にも言えることです。物流改革がCN(カーボンニュートラル)・人手不足の両面で加速する現代社会で、生産された鋳物が同じ場所で完成されていくことの効果は更に高まっていくでしょう。

    8.コンプライアンスの徹底

    確かに、中小企業だからと言って法令遵守違反が許される時代ではありません。最近は拡大生産者責任法も当然のように追及される時代の中で、環境・労務等全ての分野での法令遵守が徹底出来ていることは重要なことだと思います。昨年・一昨年の平均有給取得率は90%を超える等あらゆる法令を徹底して遵守する姿勢がマツバラにはあります。その他、女性活躍やCNへの取り組みなどこの先求められる未来への対応も視野に入れた活動を展開しています。

    9.「え、そんなこと出来るの」と言っていただきたい

    中小企業だから、鋳物工場だから、そんなこと出来ないのでは?そう思わず、是非ともマツバラに一度相談してみてください。私たちは「お客様の困った」に応え続けていきます。

     うん、いい感じです。営業部頑張ってきてください。我々は社会の課題を必ず解決していく力が在ります。最後のフレーズ「お客様の困ったに応え続けます。」素晴らしい姿勢です。

    社長 松原 史尚

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