10月30日（水）
本日は商工会議所一般工業部会の視察に行ってきました。「志」とは凄いものですね。昨日、マツバラのボトルネックとして感じている分野、ここを如何に強化するか。1年で完成させなければ存続できないと感じている分野として綴りました。本日の視察先にはその全てがありました。
毎月約４千点の製品を納入するそうです。新規品は５日で、リピート品は３日で納品するのだそうです。会社の中には多くの社員さんがPCの前に座っていますが、製造現場には３人おられるだけでした。経常利益率は20％を超える企業さん。3か月の研修でプログラミングが出来るレベルまで素人さんを育てていく仕組みがあります。文系卒業の社員さんが8割を超えて、女性比率は40％を超えています。機械は無人で動かす、量産でなく一品物で無人を実現している。アメリカとの時差を利用して日本で設計をする、設計をしたプログラムはアメリカで朝から生産されていく。恐らく、その逆も実施されるのであろう。故に価格も構築できる。速度も速い。マツバラにもこの速度が必要だと考えます。
大きな投資をしても弱点、ボトルネックを解消しなければならないと決意していました。やはりマツバラには「天運」も「徳」もあります。どう進めるのか、そのはじめの一歩が見つかりました。この先、マツバラは恐ろしいほど伸びていくと思います。昨日、製造の担当役員と話しながら検討した大きな課題解決に向けて一気に歩を進めていこうと思います。
便利なもので、昨日の生産実績が担当役員から送られてきました。昨日も「一歩前へ」進めています。製造原価も過去にない数字を出すことが出来ています。生産性を少し落としたようですが、「何故」もしっかりと分析できて、本日以降の「一歩前へ」に向けた改善が進められそうです。昨日打たれた施策もほぼ完ぺきでした。う～ん、すごいぞマツバラ。今期はこの活動で乗り切れる。そして更なる未来に向けて「大きな布石」が打てる。そんな出張をすることができました。良い、一日になりました。
社長 松原 史尚