11月11日（月）
今日は11月11日、1歳の時に他界した兄貴の誕生日です。もしも生きていたら、どんな人生になっていたのかとよく考えます。恐らく、兄貴が社長になっていたのかもしれません。私は岐阜にいなかったのかもと思うことがあります。そもそも父母の時間の流れが全く変わると思うので、私は世に存在すらしていないのかもしれません。色々考えると不可思議なる空間の中に存在しています。その不可思議な時間、空間の中で今週も社員さんが少しでも幸せを感じてくれたら良いなと思います。
さて、今週も調整日からのスタートです。いつか一週間しっかり工場が動くと嬉しいと願います。調整日ということで本日はおそうじパワーアップ活動の実践日です。私は月曜日がルーティンとしてトイレそうじからのスタートです。工場に堆積した粉塵除去に多くの社員さんが参加してくれました。結構大変な仕事です。参加いただけた皆さん本当に有難うございます。管理系の社員さんたちの多くは地域清掃に出かけてくれました。最近は、マツバラだけでなく近隣の多くの企業さんが地域清掃をしていただけています。故に、本当にゴミの量、廃棄物の量が減っています。以前は、2トントラックに山積みに回収をすることがありましたが、現在ではライトバンの荷台に軽く乗る程度です。こうして地域が美しくなると、その地には徳が生まれる気がします。多くの人の思いがこもった地になるのです。私は職場巡回もかねて工場の隅々までを歩いて周りました。ゴミ1つ落ちていません。凄い会社だと思います。毎月、おそうじのレポートを各職場が提出してくれるのですが、今月は全ての部署が締め切りの前日に提出が終わっていたようです。また、本日は13時から推進委員のミーティングがありました。約30名に近いメンバーです。この全ての人が7分前に集合しており、定刻の6分前にミーティングが始まりました。腹の底からこみ上げる感動がありました。こんなことも初めてのことです。大変な時代の中で、10月に入り月次の決算が完全に黒字化しました。この全ては偶然ではなく必然なのだと思います。冒頭に綴った不可思議な時間と空間の中で、こうしたゴミ1つなく、レポートは期日を待たず全部署が提出し、5分前行動が徹底される。それが初めて出来た瞬間と会社が大きな成長を始めた瞬間が重なる。「不可思議」、されど必然。そう思えてなりません。
まだまだ大変な時代は続くのだと感じます。それ故にマツバラは輝く。そう確信した月曜日でした。皆さん、今週も頑張っていきましょう。今週は更に良いことが待っています。
社長 松原 史尚