11月14日(木)
明日で11月も半分が終わります。10月には良い数字が残せました。ここからの後半戦の巻き返しを望むところですが、11月に入り機会損失が続いています。これほど生産調整日がある中で避けられないものであったか。ここはしっかり振り返ることが重要だと思います。全てを観ていられるわけではないので仕方がないところもあると思います。それでも原因をしっかり追究するのです。「何故」を大切にするのです。
そして今日、10月の改善のメインとなった材料が今週は2日間で30%減でしか使用できないという話を聞きました。しかも今日からという報告です。この事態こそが本当に反省するべきことだと感じています。発注管理が出来ていないのか。異常はいつ上に上げられたのか。ダメになってから発信されるようなことは絶対にあってはいけないことです。10月に数字が出せたのは、「やばい」こうした緊張感を皆が共有したからこそおきたことです。今回の件は緊張感が欠けていると私は感じます。
本当に時代は大変な局面に入っています。昨年メインとなって収益を上げ税金をたくさん納めた会社の中の多くが赤字転落したり、収益性が著しく低下したりということが毎日のように報じられています。全ては循環の中に生かされているのです。今良い業種も企業も徐々にブレーキがかかり始めます。それが、戦争が長引くということなのです。今一度しっかり気を引き締めて日々の仕事に向かってください。
10月に創り上げた改善効果、特に終盤の改善は大きかった。このまま進めたら11月は更にしっかりとした数字が出せる。そのように朝礼でも申し上げましたが、計算的にはその分は前半の機会損失で無くしているといってもよいでしょう。せめて10月レベルの数字が出せるためにも、この先しっかりと緊張感を持った仕事が各職場で出来ることを心から期待をしている所です。ちゃんとしようね。頼むよ、みんな。
社長 松原 史尚