12月6日(金)
熱もすっかり下がり、今日から無事に出社しています。自宅に居ながらもデジタルで色々仕事は出来るのは凄いことですが、やはり3現主義は重要なことだと感じました。デジタルが制御するにしても、その内容、制御するための条件やタイミング、ボリューム等々の諸条件を決めていくのは人間なのです。季節ごとに発生する変化、突然起きる変化、立ち上げ、立ち下げ時のみに起きる変化、こうした変化をしっかり眺め(感じ)ると、そこに不具合の原因は必ず見えてきます。
先ずは、「循環」そのものの全てには流れがあります。その循環にしっかりと目を向けること。物事には全て相対が存在します。押すばかりでなく、引くことも考える。息抜きが出来なきゃ息は吸うことが出来ないように、空気抜きを考えなければ、吹き込みは上手くいかない。目の前の動きだけに目を向けるのでなく、動いた先に何があるのか。当たり前を当たり前に見つめることを大切にしてください。
今日は結論を出す話でなく、今一度プロセスをしっかり考える時間をつくりました。来週までに、ゆっくり考えて、新たな変化を起こしていきましょう。そして池に石を投げたら波動が出来るように、動けば必ず変化が起きる。その変化が何を意味するのかをしっかり考えて新たな改善が出来ていければ良いのです。
良品率でもいくつかのヒントがありました。バーナーを炊き続けることで、求めたパラメータが好転したのだとか、バーナーにかかるエネルギーコストは大きなものではないことは既に判明しています。それでも起こした変化に起因したコスト変化はしっかりと分析をしておくこと、その上で生まれた費用対効果を明確にすること。そして、もしもこの対策を常態化させるのなら、標準化の仕組みと評価責任者までを必ず決めておくこと。
10月から11月にかけて良品率が低下をしました。お客様からの返品金額の増加だけで150万円レベルの金額です。お金の問題以上にお客様にご迷惑をおかけしていることが心苦しいことです。お客様に心配をおかけするレベルの不具合も含まれています。今日の会議から、上で綴った課題の全てが、良品率の悪化に直結する真の原因だと私には感じました。その施策についても皆で決めました。この施策の結果は日々効果の確認をしなければなりません。当面の間継続して実施していきましょう。
さあ、週末です、私は曜日感覚がなく、頭が「今日は月曜日」と叫んでいますが、本日は金曜日です。さあ、週末です。しっかり休み、来週またしっかり頑張りましょう
「Have a great weekend !」
社長 松原 史尚