12月9日(月)
今週も始まりました。今日は役員会・経営会議です。先月は操業度的にはちょうど65%レベルです。損益的にはべたべたという表現がぴったりあう感じで、棚卸的な合金の流れに不可思議な数字が出ていましたので、実質現場で早速確認をしてくれると、計上されていない材料が現場には存在するような置き方が確認できたようで、僅かに顔が出ている程度の収益であったようです。
僅か数年前でしたら、このような操業度であれば雇用調整の助成金を取得し、休み(自宅待機)か、教育かと展開してもなおかつ赤字になるような体質でしたから、本当に成長できたのだと感じています。それは会議をしていても感じ取ることが出来ます、以前は、何か私が一人で話して、一人で指示して、ワンマン経営の典型的なことだったのですが、今はそれぞれの部門長がしっかりと部門経営をしてくれています。頼もしい限りです。今回の役員会議・経営会議が社長(議長)として迎える最後の会議になりました。来月の会議は新社長が議長として、私が舵を取った最後の月の経営内容をレビューするところから新体制が始まります。どうやら、12月も11月とほぼ同じ受注量であると今日の会議で営業部から報告がありました。願わくは、最後は黒字で終われていたらと願うばかりです。
神頼み的な感じですが、今日、Facebookで 7年前の今日の投稿が紹介されていました。自身の顔が映っていますが、「若い」7年って結構年を取ると感じたのが第一、そして投稿内容は「休日出勤(操業)」に対する社員さんへのお礼でした。ただ、収益に関していえば、休日操業をしながらほとんど儲かっていなかった、むしろ赤字であったことを思い出しました。今の設備で、今の人で、同じように取り組めていたら、恐らく休日出勤などすることもなく生産をすることができ、収益もしっかり上げられていたのだろうなと思いながら、人も組織も成長するとしみじみ感じました。皆、本当によく頑張ってくれています。
今週は明日からの操業です。少しだけお仕事が増えているようで、火曜日から操業が始められることに感謝をしています。明日は、賞与の支給日です。この時期、十分に出すことが出来なくて心苦しいですが、それでも何人かの社員さんが「社長賞与ありがとうございました」と言ってくれました。嬉しいです。もっともっとたくさん出せるような会社に必ず出来ます。皆で力を合わせて頑張ってください。楽しみにしています。今週も皆さん、どうぞよろしくお願いしますね。本当に有難うございます。
社長 松原 史尚