「賞与支給日」

「賞与支給日」

12月9日(金)

 通常は10日なのですが、10日が土曜日ということで本日が支給日になります。支給額が多いのか少ないのか受け取り方はそれぞれだと思います。それでも以前に話しましたように、大変な物価高です。昨年度夏冬の支給額を全社員(一部雇用形態の変わった社員さん除く)調査し、その最高支給額からベースアップの形で2万円を増額し、その上で成績評価による上乗せをさせていただきました。

 昨日の明細書配布から一夜明けて、「社長賞与ありがとうございました」、そう言ってくれた社員さんが何人かいらっしゃいました。賞与を頂くことは当然のことなのですが、それでもこうして笑顔でお礼を言ってもらえることは嬉しいことです。

 昨今、同業者さんがあの手この手で社員さんを引き抜かれたという話をよく耳にします。もしくは自主退職や、定年退職に対する補充(新入社員さんの確保)が全くできず、3直を2直に2直を1直にしたという話も頻繁に耳にするようになりました。そうした工場ではどうしても生産能力が低下し、受注量全量の生産をすることが出来なくなってしまいます。その時にお断りする受注は値上げに応じて頂けなかった会社様からになるのは当然なのでしょう。そして、そうした引き合いも増えてきました。良い意味でも悪い意味でも因果応報や自業自得を瞬時に感じさせられる世の中になってきています。どんなことがあっても社員ファースト、それが当社の進む道として経営の歩を進めています。 今年も間もなく終わりを告げようとしていますが本年度のスローガンは

「圧倒的ES(社員満足)の実現で人手不足社会の部品素材を支え、最高級のCS(顧客満足・社会満足)を創造し、具体的なWS(世界=地球満足)実現への使命を果たす」

でした。1年前に、このような事態を予測し、先に先に手を打ってきたから今があるのだと思います。もちろん道半ばですが、会社の進むべき道をしっかりと示すことで未来は見えてきます。

 お礼を言ってくれた社員さんたち、私は本当に幸せに感じました。もっともっと皆さんが満足できる会社を造って行きましょう。それは私が造るのでなく、社員さんと一緒になって造って行くものです。一緒に頑張りましょう。でも嬉しかったです。今日もハッピーでした。

社長 松原 史尚

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