12月22日（木）
12月1日、わが子3人がお世話になった地域の那加第一小学校の生き方を考える会の講師としてお招きいただきました。その件は、以前のブログでも書きました。海外出張や国内の出張なども重なり、しばらく本社にいけていなかったのですが、その間に本社にお礼状が届いていました。
話をさせていただいた中で、最もインパクトがあったことは鋳造業が5200年以上も前から続いているということであったようです。また、鉄道が大好きなので、列車の部品を造る会社に就職したいので、多い時には4000万個以上の部品を生産する当社のモノづくりに興味を示してくれた子もいました。
「生き方を考える」ということでは、当社が目指している、お客様に「ありがとう」と言っておいただける経営、そのためにはお客様が困っておられることを解決していくことが大切だという話に共感を持ってくれた子が多かったようです。仕事を始めるのはまだ先だけど、ボランティアなどを通じて、また友人や周りの人が困っていたら助けてあげることから「ありがとう」って言ってもらえるように頑張ろうと思ったという感想をもらいました。また、人をワクワクさせるようなことも素敵な仕事。当社でも製品を1つから造ります。自分も誰かをワクワクさせるようなことがしてみたい、そんな感想もありました。最後に、「好きなことを仕事に出来たら最高だけど、好きなこととむいていることは違うことがある。私は仕事を始める前は鋳物という仕事があまり好きではなかったけれど、今ではある分野では世界一と言われるほどになることができました。だから、自分があまり好きではないのだけれど、多くの人に役立つことが出来ることがこの先見つかるかもしれない。たくさんのことを先ずはやってみること、チャレンジしてみることが大切です」という話に関心を示してくれたこも複数ありました。
本当にたくさんの素敵なお礼状を頂戴できました。どの子のお礼状を見ても、どうやらそれなりにたくさんの種を心に蒔くことができたという感じがしました。そして、訪問した日のブログにも書きましたが、こうした子どもたちの心に触れることは、自身の心も若返らせることが出来ると感じています。いつも本当にたくさんのエネルギーをもらうことが出来ます。改めて、素敵な機会をありがとうございました。来年も、また呼んでいただけたら嬉しいです。
那加第一小学校6年生の皆さんありがとうございました。素敵な気持ちにさせていただきました。
社長 松原 史尚