12月29日（木）
昨日、仕事納めも済ませましたが、工場が止まっている時しかできないことがあります。「鋳造工場では23日に一足早く操業を停止し年末工事に入りました。それが出来たのも、生産性の向上、良品率の向上によるところが大きいのです。」このことは23日のブログにも書きました。こうした工事も計画通り本日無事に終了しそうです。時折紹介する相棒も「今日で今年の仕事納め」と言ってくれました。
先ずは今年完成した大型設備更新の微調整がいち早く無事に終了しました。そして今年最後の新規設備投資として、中子の加温倉庫の設置も完了しました。この設備は、自動車などの生産活動の鈍化による新規材料の発生不足に起因し、不純物が多い材料の使用も避けられず、こうした材料の汚れに起因すると考えられる製品不具合が特に中子を使用した製品に多く見られることから、中子の品質を更に良くするために設置をします。「本当に必要なのか」そうも考えました。材料の汚れは、当社の問題でなく、社会的な問題とも感じ、その対応のために設備をすることが必要かとも考えました。それでも常により良い製品をお客様に届けたい。その一念で設置することとしました。それでも発生する可能性はゼロでなく、発生してもお客様に流出させないための検査装置も発注を完了し、大平工場に設置していく予定ですが、メーカーさんが部品の手配が出来なかったとのことで、年末工事に間に合わせることが出来ませんでした。可能な限り早くに導入を進めます。こんな理想が語れるのも、こうして休日出勤をしてくれる相棒はじめとした保全スタッフの皆さんがいるからです。今年の大きな成長の原因の一つに工場停止による機会損失が大きく減ったことがあることは確実です。保全スタッフの皆さん本当にありがとうございます。皆さんの成長が大きな会社の成長につながりました。
そして機械加工工場、大平工場では仕事納めの最終日、昨日まで新年早々の出荷に備えた生産や出荷検査が行われていました。そのため、本日が大掃除、多くの皆さんが休日出勤でその対応をしてくれていました。大平工場の皆さんも本当に一年ありがとうございました。こうした常にお客様のリクエストに万全の準備で備えていく皆さんの姿勢が会社の姿勢として評価されていくのです。来年も、仲間とお客様の笑顔のため精進し、良い年にしていきましょう。
ということで、今年の社長ブログも本日で終了とさせていただきます。本当にハッピーな1年でした。皆さん、一年ありがとうございました。「良いお年をお迎えください」。
社長 松原 史尚