1月9日(月)
先週操業停止を判断した不安全設備は完全に修復され安全が確認されたこと、また類似設備についても水平展開を進め、対策が完了したことの確認が取れたので操業をスタートしました。改めて、明けましてお目出度うございます。本年も1年良い年になりますように社員一同精進していきます。
設備ですが良い改善です。単なる駆動部をカバーで覆っただけでなく、その後駆動部に異常が起きた際にメンテナンスが容易にできる工夫までがされています。こうした目の前の対策だけでなく、後に起きる不具合に対する対応までを考慮した手が打てるようになってきています。これも昨今の当社の成長の一つだと感じています。
また、本日は通常より2時間遅れて操業を開始しています。通常の月曜日は常に1時間安全のために機械のメンテナンスや環境整備をする時間として費やしていますが、今週は更に1時間増やして安全徹底の時間としました。先週2日もの間生産を停止して皆で出し合った危険設備、危険作業、危険個所です。今一度、操業開始を前提に見直すことで安全に対する「絶対大丈夫」を確認する時間とすることを朝礼で徹底しました。その上で全職場長が問題なしと判断してくれてのを受け、操業を開始しました。しかし、先週の各職場での不安全設備・箇所・行動顕在化会議の中で、「発言している人が偏っている」「司会者も指名してはいるが、完全に口を開いていない人がいる」。そのように私は感じましたので月末に2日間、更に生産調整日を設けて全社員さんの個別インタビューを各係長さんが実施することとしました。多くの社員さんが、このブログを見てくれていると思います。これから2週間、不安全設備・箇所・行動がないか見極めて欲しいと思います。そして「違和感」さえも口にしてくれるようにお願いします。
これまでのブログでも書いてきましたが、本当に良い会社になってきたと思います。しかし、この先当社が継続的に発展していくには社員さんたちの「安心・安全」が絶対的な礎になければなりません。そのためには時間も費用もどんどん使っていきます。圧倒的なESを目指す2年目、全社員さんが納得する職場環境を目指した改善を進めていきます。
社長 松原 史尚