「とにかく歩く」

「とにかく歩く」

2月16日(木)

 12月と比較すると少し生産性が落ちています、色々な施策を考えてくれているのだけれど光明が見えてきません。こんな時は

  1. 「現物をしっかりと見ること」
  2. 「現場をしっかり歩くこと」

 考えても考えてもアイデアは出ません、出てきてもそれが正解であることは少ないと思います。

 ということで、今日は久しぶりに私自身も現場をしっかり歩いてきました。やはり現物を見れば必ず答えは見えてきます。一つ二つ観るのでなく、じっくりと観る。そして時間を空けて観る。様々な製品を観る。すると必ず何か観得てきます。やはり観得ました。先ずは、異常として報告されている内容そのものが異なる。ということは探す真因のポイントが全く異なるのです。

 ということで、ポイントを変えて観に行けばいとも簡単にその原因が観えてきました。その内容を管理者の皆さんにお伝えしました。今期の反省、年度方針の作成、色々と進めなければならないことが山ほどありこの時期は管理職の皆さんは本当に忙しいのだと思います。忙しいとは心を亡くすと書くとよく言われることです。忙しいからこそ、少し間を空ける、そして現物を観て、現場を歩く、大切なことは効率です。伸びきった芋虫は前に進めません、縮むからこそ前に進めるのです。心を休める。そんな感覚でリラックスしながら前に進んでほっしいと思います。

 さて、そんな感じで社長室と現場を往ったり来たりしていますと、商談室に見慣れぬ光景、若手にベテランの技術スタッフさんに管理職、役員までいます。何の集まりかと覗いてみると、「旅行委員会」でした。少し顔を出してみると、こちらも煮詰まっていました。如何に、仲間を楽しませるか真剣に考えてくれています。今回は思い切って2泊3日の大きな旅行をと私が提案しましたが、家庭の事情もあり2泊が出来ない人もいるのだそうです。常に1泊2日でしていましたから、1日増えるだけでも大きな変化のようです。それでも仲間の笑顔のために考えてくれている姿はとても嬉しく感じました。

 でも一言アドバイスできるのであれば、時代も変化し、皆それぞれ違うのです。まさに多様性の時代です。その中で「皆同じ」という選択肢はなくても良いと思います。最低限、1日目にどこかで皆が集合して一緒に食事をする機会があればそれでよいです。

 何のためにするのか「社員さん一人ひとりに喜んでもらうためです。」その中で、私からのリクエストは一つだけです。「一人でも多くの人がこの全員で集まる食事会に参加してくれること」、そのための企画を考えてくれたらと思います。

 やはり歩くと何か見えてきます。少し考え事もあり昼休みを利用して散歩にも出かけてきました。「歩く」って本当に素晴らしいことです。足の裏は第二の心臓とも言われます。脳にしっかり血液を送ってくれるのでしょうね。様々な考えが浮かんできます。迷ったら歩く、是非やってみてくださいね。

社長 松原 史尚

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