4月6日(木)
以前にも綴りましたが、激変の時代の中で大きな波はいくつもありましたが、経営方針書を作成するようになってから、完全に乱気流に巻き込まれてしまうようなことがなくなりました。また、目指した方向へしっかりと帆を進めることが出来ています。この経営方針書は経営コンサルタントの先生にご指導を頂き作り始めましたが、内容に方針や目標だけでなく取り組む姿勢なども書き込むようになっているのが特徴です。4月新しい期が始まることを機会として、そのいくつかを紹介したいと考えます。その中でも今日は如何に目標達成に向かうか、その「姿勢」について綴った部分を紹介したいと思います。
目標達成への道 1
目標達成に執着する心を常に持ってください。幹部、そして未来を目指す志のある人は必ず下記3点を実践してください。「執着」、今年度は特に目標達成に向けた振り返りを大切にする行動を全社的に展開したいと考えます。その先には、必ず、目標達成=成功というゴールが待っています。方針管理、目標管理、理念、社是、全てはこの3つの心構えがあってこそ、生かされます。
① どんな出来事もプラスに考えること
② 人への感謝を絶対に忘れないこと
③ ピンチこそチャンスととらえること
(経営方針書から抜粋)
目標達成への道1では心構えについて記しました。
- どんな出来事もプラスに考えること
私は、目の前に起こることに偶然は絶対に存在しない、全ては必然で起きると信じています。そのように考えると、目の前で起きていることは当然ですが、未来に起きることも必然だということになります。未来に起きる「出来事=結果」の「種=因」は今起きたことをどう受け止めるかによって決まるとお釈迦さまはその悟りの中で見つけられたと言われます。私は、この考え=「因果応報」こそが未来の結果を決めると思っています。故にどんな出来事もプラスで考えることが重要なのです。
- 人への感謝を絶対に忘れないこと
人間の本性というものは不思議なものです。結果がうまくいけばもっと欲しくなります、そして結果がうまくいかなければ、誰かのせいにしたり、環境のせいにしたりしたくなってしまいます。しかしこの本性こそが目標達成を阻む原因なのです。上手くいったら「おかげ様・・・陰になって支えてくれた誰かのおかげに感謝する」、上手くいかなければ自分の責任、自責で考えれば「知恵が出る」です。そして、その知恵に気づかせていただけるのも必ず誰かのおかげです。感謝の心をしっかり持つことが大切ということです。
- ピンチこそチャンスととらえること
現在の経営環境はまさにその時かもしれません。昨年までの流れとしてはもっとたくさんの受注があるはずでしたが、急な冷え込みで受注が落ち込んでいます。しかし、こうした経営環境の中でも経営数値がしっかり出せるように工夫することが大切です、順調な時には智慧は出てきません。環境が悪いからこそ、結果が出ていない、もしくは出辛い時だからこそ改善が出来るのです。そして、その改善は良い経営環境が来た時に驚くほど大きな成長が感じられるものです。「ピンチはチャンス」です。
多くの社員さんがこのブログを読んでくれています。いつもありがとうございます。54期の始まりです。みなさんの掲げた目標がしっかり達成でき、皆さんの人生の充実感がさらに上がっていけるように、是非この3つの心構えを大切にしてください。
社長 松原 史尚