月曜日をハッピーマンデーと当社は呼ぶ。
「サザエさんシンドローム」という言葉がある。「日曜日、サザエさんをが始まると、明日からまた月曜日、現実が始まる。」とネガティブな気持ちになる。
そこに起因していたのか、当社ではトラブルが起きるとその日が月曜日であることが多かった。
そして、そのトラブルが連鎖していく。
そこで月曜日の仕事のスタイルを変えてみた。
製造関連の部門長が話し合って決めてくれた。
月曜日は、いつもより1時間仕事のスタートを遅くし、先ずは皆でしっかり挨拶をする、また今週の予定などを確認する。
月曜だけは全社員が朝礼に出て、社長が朝礼をする。また、表彰などもこの日に行って、喜びは皆で共有する。
そして、生産開始までの約30分、そうじや必要に応じた点検や整備を実施し設備を完全にしてスタートしていく。
つまりは、週の始まりをゆとりを持って迎えるということをしているのです。
この取り組みを始めてから、月曜日に工場が止まることは無くなった。
そして当然連鎖も無いわけで、工場の稼働率は著しく向上した。
当初、生産管理からは不満の声も聞こえた、「1時間月4時間、年間では50時間、2日以上を止めることになる。そこから生まれる損失は、千万単位である」と。しかし、実際には、始める前のマクロ的な生産性を大きく超えるようになってきた。
これが、当社のハッピーマンデーなのである。
今日の朝礼では、金曜日の工場見学のお礼を中心に話をさせていただきました。
同業者さんが、驚きでみなさんのおそうじ活動を見ていかれた。
挨拶も完璧にしてくれた、私は鼻高々の向上案内が出来ました。
本当にありがとうございました。
そう伝えました。
良い会社になってきた。
皆さん、今日もありがとうございます。
社長 松原 史尚