4月14日(金)
来週の月曜日、当社が経営の根幹においているおそうじ活動の年間活動発表会が行われます。それに先立てて、昨日、今日と活動状況の審査をさせていただきました。
各職場を回らせていただいていますが、どこも大きく活動が進んでいます。写真は溶解職場です、これほど奇麗な状態を保つためには並大抵の活動では実施できないことです。最初は階段の一か所が奇麗になり、後に3階フロア、ブレーキユニット、2階フロアとビュースポットが拡がって行っています。本当にすごいことです。今日紹介させていただいたのは活動の一部に過ぎませんが、他にも多くの改善が進んでいます。
きれいになると様々な付随効果が表れ始めます。この職場は、以前は最も操業停止に至る原因となっていたのですが、昨年度は操業停止起因トラブルゼロを達成しました。気が緩んだわけではないでしょうが、今期早々に一度起きてしまいましたが、その原因もしっかり調べて再発防止策がしっかり取られており良いと思います。他にも各職場で部品や備品の管理も進みました。昨今は、部品が届かず工場が動かせないというトラブルが日本中で起きています。このようにおそうじ活動を通して、部品、備品の管理がしっかりできることで、こうしたトラブルもなくなっているのだと思います。
何よりも今期一番うれしかったのはおそうじレポート提出チェック表にほぼ全てに〇がついていたことです。こうした当たり前のことを当たり前にできるようになったことが、昨年経営方針の中で掲げた目標がほぼ達成できた一番の要因だと思います。
残念なことにたった1回△があったのですが、これも期限内に提出はされておりメンバー一人の議事録確認サインミスであったそうです。この件は非常に残念です。一つはこうしたミスはあり得ることなのでギリギリでなくもう一日早く出せれば防げることかもしれません。もう一つは、過去の事例でも△がつくケースは製造現場の職場に多いことです。もちろん△を受ける職場に責任がありますが、例えば今回のようなケースが管理系であれば、その場でサインをし直して〇になっていたのだと思います。翌日の朝までには再提出できているのですから、先ずは是正内容を担当者に直接話して渡してあげる等の〇にしてあげる工夫を事務局側にもしてあげて欲しいと思います。提出期限を守っていても、もしも担当者もしくは議事録にサインしていない当事者が夜勤であればその時点で△です。管理者には、△×がつかないための工夫や気遣いもしてあげることもお願いしたいと思います。このようなことはないと思いますが、事務的に書類の管理箱に入れて、他の書類と同じように机の上に置かれるようなことなど絶対にあってはいけません。また、見方を変えるとどうでしょうか。期限日の17時は受け付ける側のその日の定時ですが、出す側の同じ日の定時は翌日の朝なわけでその時点で現場系、事務系の間に若干公平さが欠けると私は思います。
どんな仕事でも、常に相手を承認する姿勢で行われることを望んでいます。そして、こうした気遣いには必ず「ありがとう」の言葉がついて回るはずです。ミスは起きるものです、そのミスをお互いがカバーし、ミスをミスでなくしていく会社になれたら良いと思います。
皆さん、本当に素晴らしい活動でした。月曜日の発表会楽しみにしています。さあ、金曜日です、皆さん良い週末をお過ごしください。
社長 松原 史尚