4月18日(火)
今日は名古屋に出張、2月ごとに行われる経営者による勉強会でした。名前を聞けば誰もが知っている会社や商品名そんな会社の社長様が揃っての勉強会です。
紹介者がないとこの勉強会には参加できません。私は、名古屋で営んでおります中華料理店のファンの経営者様の紹介で参加をさせていただいております。
中国菜館 桃の花(伏見駅/中華)<ネット予約可> | ホットペッパーグルメ (hotpepper.jp)
最近では、この勉強会の参加されている皆さんが大変たくさん使用していただけるので連日満席の日が続いております。
今日も5月に大口の予約を頂戴しました。ありがたいことです。
さて、本日のスピーカーさんはやはり東京では知らない人がいないほどの監査法人の代表様でした。「潰さない経営」という題でのお話を頂きました。消えていく会社には共通点がある。経営者の考え方に「今だけ良ければよい、金さえもうかればよい、自分(自社)だけ良ければよい」があり、どのような事態になっても根本的にこの考え方が変わらない。一時は脚光を浴びるようなことがあっても必ず消えていくのだと。では、繫栄する会社にどうしていくのかといえば、すべてその逆をしていけばよいのだという事です。目の前のことだけでなく長期で考えた行動をしていくこと、収益性の前にそのことはお客様に喜んでいただけることか、社会(地球・業界)のために良いことか、社員のためになるか(社員が誇れる行動か)、この「三方良し」が行動の原則になっていくことが大切というお話でした。三方でなく「三宝」と考えると行動が変わるという話でした。本当に共感出来ました。
次なるスピーカーさんは売上6億規模の会社をここ10年で5倍の30億まで成長させ、燃料などの高騰が続く中で10%レベルの経常利益率を出し続けておられる会社の社長様のお話でした。明確な目標を持つことの重要性は言うまでないのですが、大切なことはその目標が達成した先に何をするのかも明確にしておくこと。そしてそれは社員さんの総意で決めているというお話を聞きました。「時にトラックを増やそう、時に厚生棟の整備(サウナの設置)」などなど様々なことが実現されてきたそうです。ここでは一切社長は口出ししないのだとか。5年ほど前には、トラックの新車を15台も買ったのだとか、現状ではこの15台すべて新車のままで保管されているのだそうで、購入後1年後に日野の事件が起きたためトラックが市場に出てこないため、今売れば1台当たり100万円のプレミアがついて売れるのだそうです。
今回も多くの学びを頂戴できる勉強会になりました。次回は6月になりますが今からとても楽しみにしています。いつの日か、私にも発表の順番が来るのかもしれませんが、そんな折にはどんな話をすることが良いのか考えていますが。今は「おそうじ」の話とその力について話してみたいと考えています。昨日の発表会でもコメントしたことにも似ていますよね。「今だけ、金だけ、自分だけ」その逆をやっていくことが大切なのです。「長期的に考えて、環境によく、仲間に喜ばれる」活動です。みんな頑張っていこうね。
社長 松原 史尚