「フィリピン ゾンタ社訪問」

「フィリピン ゾンタ社訪問」

5月23日(火)

 最初の訪問先はフィリピンのゾンタ社、ここから実習生を受け入れます。世界的な人手不足、そしてフィリピンでも若者は工場では働きたがらないのは共通の話です。その中で、同社のブレッシー社長はマツバラを訪問され、当社のファンになっていただき積極的な支援をしてくれています。

 今回の訪問の目的は、8月に日本入国、9月マツバラ着任予定の実習生の皆さんの現状についての確認です。そして、この先の実習生の確保についての相談でした。まだ、現時点ではブログで書ける状況ではないのですが、未来に向けた新たな手法を考えています。

 青年会議所時代から始まり、フィリピンとの関係は既に20年になろうとしています。最初は、ゴミの山(スモーキーマウンテン)で暮らす子どもたちへの支援活動、その後スモーキーマウンテンにある教会を通した民族舞踊団の日本公演実現への支援活動、属する国境なき奉仕団を通してフェアトレード活動を支援、教会と農村をパソコンでつなぎ直接の農作物の取引を後押し、地球市民財団では孤児院の寮で暮らす子どもたちが成長により男女別々の寮で暮らせるように女子寮の建設支援を実施、その折には個人で寮に2段ベッドを6セット寄付しました。その後、日本のNGOと共同してマイクロファイナンスへの支援も実施、このマイクロファイナンス事業は現在では独り立ちして立派に活動しておられると先月共同で支援した日本のNGOの理事長から話を聴くことが出来ました。

 単に実習生を受け入れるということでなく、こうしたSDGs的なエッセンスを取り入れた実習生制度の活用が出来ないだろうか。それが現在、ゾンタ社と模索している方向性です。こうした話をしているとあっという間に時間が過ぎてしまいます。今回も素敵な話をすることが出来ました。ぎりぎりで14時40分発のバンコク行きの飛行機に乗れました。

 無事にバンコクに到着、約3時間手配して頂いたレンタカーで目的地に向かいます。現在は、そのレンタカーの中でブログを書いています。便利な時代です。明日からも頑張ります。

社長 松原 史尚

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