「山形大学訪問 そして 美味しいお蕎麦屋さんへ」

「山形大学訪問 そして 美味しいお蕎麦屋さんへ」

6月2日(金)

 母校、山形大学を訪問してきました。共同研究の進み具合と今後の方向性についての確認をしてきました。

 当社並びにそのグループ会社が進めている次亜塩素酸関連の商品と一般的な次亜塩素酸水との比較について。一般的に次亜塩素酸水は、効能は高いがその持続性に課題があると言われています。しかし、当社の製品についてはその効能が長時間にわたり継続するのは何故か。その「何故」の解明はほぼ終わってきており、既に特許申請も終了しています。この先、更にその正体と思われる物質の組成を変化させながら、確固たる確証を得ていきたいと考えています。

 また、この先はこの製品の使用用途についての研究も進めていきたいと考えています。SDGs 6「 安全な水とトイレを世界中に」に向かって、必ず当社の技術は活かせると考えています。先ずは、世界中から多くの水を集めて分析し、その課題を明確にし、解決へと導いていく。こうした研究にも歩を進めていきたいと考えています。

 またマツバラ主力である鋳物の生産、このプロセスをカーボンニュートラルへと進めるための手法についても先生方と意見交換してきました。こちらも先生のネットワークで面白い取り組みが出来そうです。まだ、ブログで書けるレベルではありませんが、その折には学生さんたちの力を借りて、学内ベンチャーを立ち上げ、クラウドファンディングへの支援という手法も模索していきたいと考えています。楽しみです。

 そして、山形の蕎麦を堪能してきました。恐らく何かのタイミングで夢に見るほど美味しい蕎麦でした。また、安い、安すぎる。こうした素晴らしいお店が後世に続けていけるように「値上げ」を提案してきました。ご主人と直接話すことが出来たのですが、「値段を上げたらお客さんが来てくれないのでないか」そんな心配をされておられました。その折に同席されたお客様は盛岡からわざわざ来られていました。また、福島からのお客様が良く来られるそうで、災害などがあり高速道路が閉鎖されると一気に客先が減るそうです。ということは、ガソリン、高速代を使ってわざわざ来ても価値があるお蕎麦であるということです。街中で競争しているのであれば「値上げの不安」はあるでしょうが、市内から遠く離れた山間地に存在するお蕎麦屋さんですから、こうした心配もないでしょう。マツバラグループの桃の花も3月以降黒字化しています。その主要因は値上げです。今、必要に応じてしっかりと値上げすること、この行動は全ての業種で求められることだと思います。がんばれ「お蕎麦屋さん」。

 さあ、今週も終わります。お疲れ様でした。素敵な週末をお過ごしください。

社長 松原 史尚

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