6月９日（金）
本日から出社しました。先ずは山のようにたまった書類などに目を通し、承認やコメントなどをさせていただきました。こうした折、DX化できないのか思うところもありますが、やはり書面でないと難しいものも多くあると実感します。出来るものは、かなり進んできています。それでも、せめて役員間で回るような資料だけでも今期中にDX化させたいと感じました。
久しぶりに出社してみますと、社内良品率がかなり改善されています。先週のブログでも紹介しましたが、いくつかの手を考案してくれており、その多くに効果があったようです。何とも中途半端な表現ですが、如何せん、基幹職（課長・係長）さんの努力が目に見えます。本当に嬉しいです。まだ、設備面では課題も多いようですが、そこも今月中に、根本からの対策がメーカーさんとの共同で進められていくようでこちらも楽しみな限りです。
何度も紹介していますが、昨今対策は今回のような良品率だけの改善でなく、コスト面も考慮され、その上で生産性への影響の有無も、進める過程の中でしっかり検証されるようになっています。ここも大きな成長だと言えます。
昨日のブログでも綴りましたが、当面中国経済、特に不動産・インフラバブルの崩壊による影響が当社にも大きく影響してきます。したがって、現在進めるような改善の効果を上乗せても、その影響を完全に払しょくできるレベルではありませんが、マツバラは中国に頼らない経営を昨年から目指しているのです。昨期、主に原材料で、脱中国の目途は立ちました。現状は入手できるのですから、あえて高いものを使用して収益性を損ねる必要はありませんので、現状は中国製も使用していますが、有事には脱中国が出来る確認は昨年済ませることが出来ました。そして、今期は受注面での脱中国です。中国という特定市場でなく、グローバルな市場を狙いシフトしていきます。特に、昨今の東南アジア諸国の成長は著しく、この市場を狙った営業戦略を立てて、今期一年は歩を進めていくつもりです。継続的な改善に、新たな戦略を加え、未来を創っていきます。皆で頑張りましょう。
話は全く異なり、個人的なことですが、2度目のコロナ感染により思わぬ嬉しい副産物がありました。一度目のコロナ感染の後遺症で「味が全くしない・・わからない」状態が約1年続いていました。しかし、2度目の感染開け、一昨日頃から突然味が分かるようになりました。最初は気のせいかと思ったのですが、どうやら本物のようです。昨日から、普通食に戻しました。「判る、味が解る。」数か月前、地元の社長会でフランス料理を食しに行きました。出てきたコンソメスープ、如何に深い味わいなのか、一人ひとりウンチクを重ねてくれるのですが、私には単なる醤油水にしか感じませんでした。その寂しさは大変なものでした。先ずはほんのり香りも理解できるようになりました。（感染前から鼻はあまり効いていませんでしたが、少し臭うようになったようです）そして、全ての味が、「あ～そうそう、この味が〇〇の味」、と忘れていた記憶がよみがえってきました。数学では－〇×－△＝＋■ですね。これと同じことは、現実でも起きるのだと実感してしまいました。とにかく、何でも美味しい。本当に超ハッピーです。食べ過ぎないように気を付けながら、久しぶりに訪れた素晴らしい食の時間を楽しみたいと思います。
さあ、週末です。今週もありがとうございました。良い週末をお迎えください。
社長 松原 史尚