7月5日(水)
本日は安全祈願祭から始まって、夕方の委員会まで安全衛生について徹底的に見直す日です。
先ずは、毎月神社から神主さんに来ていただきご祈祷をいただきます。その前に、私があいさつをして、神主さんにお話を少し頂戴します。
今月の私の挨拶は、安全大会の繰り返しです。
・お節介者が多く存在する職場になる
お節介とは、良かれと思って、相手があまり望まないこと、嬉しくないことをすることだと教わりました。まさに、安全ではこのお節介が非常に大切です。少々、嫌がられてもいう。注意されて嬉しい人はいません。それでも注意する。保護具の着用、不安全行動、不安全設備、不安全箇所、指摘したら嫌がられるかもしれませんが、しっかり発言することが大切です。本日の安全大会、社員さんからの決意表明の中に、「不安全な行動は愛情をもって必ず注意できる職場風土をつくって行きます」と宣言してくれました、お節介を必ず実践しますという素晴らしい宣言文でした。しっかり約束を守り、安全に関しては徹底してお節介に、全ての人がなるようにして欲しいとお願いしました。
そして神主さんのお話、今月はまさに私と同じような話を用意されていました。
今回のテーマは 「忠言耳に逆らう」という話。
忠言耳に逆らうとは、忠告の言葉は、聞く者にとっては耳が痛いから、素直に受け入れられにくいということ。「忠言」とは、真心を込めていさめる(不正や欠点を改めるよう忠告する)言葉のこと。真心を込めていさめる言葉や忠告は、聞く側にとってはつらいものだから、なかなか素直に受け入れられないものだということ。(故事ことわざ辞典から引用)このようにことわざとして残るということは、その教えが歴史的にもその重要性が認められているのだと思います。
繰り返しになりますが、不安全行動、不安全設備、不安全箇所をお節介になるほど口にして欲しいと思います。
毎月、安全祈願祭の午後16時30分から安全衛生環境省エネ委員会が開催されます。当番を決め、パトロール部署を決めて不安全設備、不安全箇所、不安全行動をチェックします。今回もいくつかの課題が見つかっています。「え?そんなことがあるの」といった私からすると大きなヒヤリハットが報告されることがあります。今回も1件ありました。こうしたヒヤリハットは委員会の報告まで待つのでなく、パトロール時、もしくは直後に担当部署の責任者を立ち会わせ、その場その場で不安全(行動・設備・場所)の芽を摘み取るようにして欲しいとお願いしました。
安全以上に重要なことはありません。「お節介・忠言」、そしてヒヤリハットはその場その時に完全な対応をするようにしていって欲しいと願います。
社長 松原 史尚