7月12日（水）
岐阜県は新型コロナウイルスの感染が再び猛威を振るっているようです。その影響を当社も受け始めています。数多くの社員さんが感染されました。圧倒的に製造系の皆さんが多いようです。夏場の疲れが出ているのもあると思います。そして、事務所には常に万全な対策「ジアマックス」が存在しているのもあると感じています。この先もコロナがなくなることはありません。どうか、今一度コロナウイルス対策をしっかりお願いいたします。
さて、製造系の感染者拡大により生産ラインが100％で稼働できなくなったようです。どのような生産体制で取り組むのか本日緊急の生産調整会議を開催して決めていくという報告がありました。非常に、迷いましたが、私は参加しないことにしました。私が参加すると全員の本音が出ないと思ったからです。「判断は任せます」と言い残して、本社に移動しました。結果は、どうあれ「安全第一」「お客様第二」で結論を出してもらえたと思います。良い判断であったと信じます。若干の収益性を下げることになりますが、お客様の納期を守りながら、社員さんの夏場の健康管理にも配慮した生産体制だと思います。「有難うございました。」
トイレ掃除をして、メールチェックなどを済ませて14時になりました。こうした判断も出た頃だろうと関工場への帰社をしようとしたところに、昨日のブログで綴った新規のお客様が来られました。本日、訪問が有ることは聞いておりましたので、ご挨拶だけでも出来たらと思っておりましたが。恐らく、当方の説明不足で各務原本社に来られました。暑い中を最寄り駅から徒歩で来られたのだそうで、汗も滴っておりました。アイスコーヒーをお出しして僅かな涼を取っていただいた後、関工場まで送らせていただきました。本当に僅かに時間がずれていたら出発してしまっていました。最高のタイミングでお会いできました。「何故現在の関工場に移ったのか、旧の工場や工場予定地（工場立てようと考え購入したが周辺を民家に囲まれて断念した）が今なお多く存在し、大きな含み資産になっている。新規のお客様にも経営の健全性を説明できる良い機会になったと思います。コロナ感染増による生産体制、社員さんたちの判断に委ねると決断したことで、大切なお客様をお送りすることが出来ました。まさに「わらしべ長者」「塞翁が馬」だと思います。それは、「安全第一」「お客様第二」の考えで①②両得してくれる社員さんの心にいただけた幸運でしょう。
まだまだ暑い日が続きますが、しっかり体調管理をして乗り切っていってください。マツバラには良い風が吹いています。風に乗って舞い上がりましょう。
社長 松原 史尚