「コロナ対応」

「コロナ対応」

7月21日(金)

 今週になってもコロナの発症は続いています。また、先週たくさんの人の発症の対応に回った社員さんたちの中からその疲労から夏バテ気味となり休暇を取られる人も出ています。一方、コロナを克服して職場復帰してくれる方も多く、対前週では若干名多い人数で生産が出来ているようです。しかしながら、昨年の実績ではこのレベルの欠勤者で既に時間短縮操業を余儀なくされていたように思えるのですが、今週はフルタイムで操業してくれています。

 昨年の夏のコロナの折に大きな損失を出してしまいました。その記憶が明確にあるのだと思います。管理職、間接スタッフ、こうした普段製造現場に入らない人たちが積極的に応援に入ってくれるようになりました。また、管理職の皆さんが自職場のスタッフさんたちに応援の依頼をしてくれています。中には、最近入社されて製造現場の経験がない人も含まれています。こうした折には「何故する」をしっかり説明して応援に入ってもらってくれていることも凄いと思います。それは、「困っているのだから応援する」「儲からないから応援する」といった内容ではなく、今回の応援の経験が後の仕事にもたらす良い未来について説明して応援に入ってもらっています。素晴らしい姿だと思います。マツバラの強さだと思いますね。一つには管理職、間接スタッフに至るまで現場の応援が出来る多能工制度、そして新しい人でも即座に応援に入れるマニュアルの存在(ISOによる)です。

 こうした強みがあるからこそ、働き方改革も進めることが出来ています。皆がしっかり有給休暇が取れるように。しかしながら、それでもこの時期に初の現場応援は体も慣れていないでしょうから大変だと思います。しっかりと熱中症対策をして、異常を感じたら先ずは「止める」、そして仲間を「呼ぶ」、そして仲間が来るまで「待つ」、この「止める・呼ぶ・待つ」を徹底して実践して欲しいと思います。

 このブログは多くの人に読んでもらえているようです。時には、入社を検討してくれている人も読まれるようなので、こうした「ネガティブな情報は載せないほうが良いのでは。」と指摘されることもありますが、むしろこうしたネガティブな情報こそ入る前に知っておいていただいて入社いただけた方が良いと思います。またご家族さんにも読んでいただけている方があると聞きました。「本当にお父さん、お母さん、ご主人、奥様は頑張って家族のために働いている。」ということを理解していただくことも大切だとも思っています。そして今朝も現場の係長さんたちと立ち話をしてきました。昨日のブログで綴ったように、最新の設備は明確に機能が違います。「安全のためのお金はしっかり使用してください。」と。また、特に後処理工程での重筋作業はしっかり投資をして、重筋作業自体を撲滅していくつもりです。また、9月後半、遅くても10月には新たに6名の技能実習生が入社してくれます。こうした新戦力を活用して、ルーティン作業者・日常管理・危機管理と管理ができる体制を気づいていく。こうした施策を打つためにも、管理者、間接の皆さんに実際の作業を体験していただくことが重要だと思います。

 少し長い説明になってしまいましたが、昨年までならこの事態で短縮操業、収益性の低下に向かって板である状況で、一人ひとりが工夫をし、組織が機能して完全な生産を続けてくれています。本当に嬉しく思います。みんなありがとう。

 話は変わりまして、本日は定例のゴミ拾いに行ってきました。その折に目新しい標識を発見しました。当社は関市の境にあるのですが、それがはっきりと判るようになりました。「関市」の看板の後ろに写っているのがマツバラです。そして隣は即坂祝町、僅かの差で選挙区も異なります。看板の関市側は岐阜3区、そして反対側は岐阜5区(高山市等と一緒)です。何でもないことですが、発見が嬉しかったので綴って起きます。

 さあ、今週も終わります。皆さん、良い週末をお迎えください。そしてしっかりと休んでください。

社長 松原 史尚

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