「 武田先生勉強会 」

「 武田先生勉強会 」

 9月12日(火)

 本日は武田先生の勉強会でした。ご自宅にお迎えに上がりました。会場までのタクシーの中で、関の選挙戦について振り返りをしていただけました。

 先ずは全体的には投票が伸びなかったけれども、60歳代以降の高齢者と比較して50代以下の世代の投票率が高かったことは、それなりに政策が浸透していたということ。もう少し時間があれば、もっと浸透させられたのではないか。その面では次回の選挙ではしっかり戦えるのではないか。中日新聞から出た出口調査の結果をしっかり見て分析をしてくれていたようです。本当にお忙しい中で、お時間を頂戴できただけでなく、このように結果にまで関心を持って、分析までしてくださったこと、本当に嬉しく思います。ただ、今はまだ大切な同級生に「次も頑張れ」とは言えないのが事実です。ただ、先生に限らず「息子は18歳になったばかり、初めての選挙なので新聞や選挙公報で、だれに投票するかを真剣に考えた結果、明らかにこっちだと思った」といったコメント等など、様々な言葉を頂きました。しっかりと友人には伝えようと思います。

 武田先生の勉強会の中でも、国民には知らされていない不都合な真実の話がありました。内容については触れませんが、私自身も肌感覚で納得できる話ばかりでした。

 以前にも話したことがあるかもしれませんが、我が家の初代は墨俣一夜場を築城した大工の棟梁、その初代が生誕してあと5年で500年になります。500年続く家にはそれなりの理由があります。その理由はたった一つです。「因果応報」、全ては因果の道理に導かれて未来が決まっていくということ。つまり良いことをして、悪いことはしないということ。父には「自分の仕事は人(社会)のお役に立つこと、人に喜ばれ『ありがとう』と言われることをすること。」と子どもの頃から言われ続けました。よく「夢は何ですか。」と聞かれることがありますが、「社員が笑顔でいられること」そんな風に当たり前に思い、少々自身が犠牲になっても、社員が喜んでくれることを進めていきます。欲しいものなど何もない。それは恵まれているからだと言われたこともありますが。恐らくその通りだと思います。そのお与えに感謝しますが、それとて「善因善果」の結果であると教わりました。一方で、その分、幹部の皆さんには大変な気苦労をかけていると思います。これほどの物価高です。3年前には、コロナ禍にあって最悪の景気の中で世の中に先んじて3%の賃上げに踏み切りました。そして今期は8千円のベースアップに加えて、平均7%を超える賃上げを進めました。決めることは簡単ですが、進めていき、その中で企業としての結果を出すことは当然として求められます。それでも私は信じます。組織の頂点に立つものは、どんなことがあっても先ずは社員と家族の生活を守ること。それが当たり前にできる、故に社員さんに対しても「社会の役に立つ、お客様に喜ばれることこそが我々の仕事である」と言い切れるのです。

 最近感じること、政治家が政治屋になっています。社会のためでなく、特定の誰かのために動いているということ。その先にあるのは自身の保身。昔は、その地の名士が政治に携わりました、それは時代の流れとともに嫌われていくことになりましたが、長く続く家には絶対に理由があり、その理由は例外なく「利他」「正義」といったものを貫き通すことだったはずです。「今だけ、金だけ、自分だけ」、そんな時代の流れで本当に良いか。改めて考えさせられる機会に本日はなりました。持続可能な社会、それは長く続き家や企業が示すように目先の利益の追求でなく、「利他」「正義」、そして先ずは社員さんとその家族の笑顔を守っていくことであるはずなのです。不都合な事実を隠し、一番大切な人を犠牲にしていく。そこに未来は絶対にありません。

 武田先生、本当に素敵な機会をありがとうございました。「真実と公平を貫いていきたい」そう改めて誓いました。

 

社長 松原 史尚

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