10月5日(木)
今日は安全祈願祭からのスタートです。本日のご挨拶では「お蔭様」という話をさせていただきました。上手く神主さんにもフォローを頂きましたが「目に見えないものを大切にして欲しい」という話です。
今週はトラブルでのスタートになりました。現在では何もなかったかのように動いていますが、そこには見えないところ「陰」で復旧作業に勤めてくれた人がいます。また、特に横型の造型機は先週の金曜日から停止しており、復旧したかと思った矢先のトラブルで合計ほぼ2日間停止したことになりますから、生産計画の遅れは大変なことです。サプライチェーンの大切な一角を担うマツバラなので影響は大きいでしょう。しかし、お客様・社会に影響が出ないために懸命に工夫をしながら調整をしてくれている生産管理の担当者がいます。こうした苦労も皆さんの目に見えることではありません。私は、いつも話しますが、世の中に必要なく存在するものは一つもありません。こうした陰の存在を教えているものに「氷山」があります。よく、「氷山の一角」と表現しますが、まさにその通りです。目に見えているもの(氷)は僅か、しかしその下には大きなもの(氷)が隠れており、その目に見えないものこそが大切であるという言葉です。この氷山、目に見えない、沈んでいるところが溶けてしまったら、また今まで目に見えていたところが沈んで見えなくなります。このように表と裏は絶対に存在します。日本では「表裏一体」問う言葉がありますね。このように目に見えないものを大切にすることが大切だということをお話しさせていただきました。
日本人はこの「陰」に「御」をつけ「様」をつけ「御陰様」とまで表現します。「御表様」とは言いません。つまり、陰に隠れている、目に見えないものこそが大切だという意味なのです。まさに「神仏」とは目に見えないもの、先日他界された会長は「神様」とは感じるものであると話されたと神主さんが、私の話に付け加えてくれました。
安全祈願祭にあたり、今月も神仏(ご自身の信じる神様)に守られて「生かされている・守られている」自信を感じ、こうした御陰様に恥じるような不安全行動をすることなく、無災害で行きましょう。そのように伝えさせていただきました。なかなか、あいさつでは上手く表現できていません。多くの皆様がこのブログを読んでくれているので、今一度補足の説明をさせていただきました。
安全衛生環境省エネ委員会でのあいさつでは、今週月曜日の朝礼と同じ話「朝夕の寒暖差が非常に激しくなっています。身体を冷やすことが一番健康を害するので、一枚余分に着て寒暖差対策を万全にお願いします。」という話をさせていただきました。
社長 松原 史尚